*この大会は日本スポーツ振興センター(toto)の支援を受けて実施しています。
15回を数える全国小学生・中学生マウンテンバイク大会は昨年に続き千葉県幕張の
MTB常設コースのある海浜幕張公園で開催されました。
年間を通じて複数回開催されているabc cupで使用される常設エリアに加え、
隣接する草地エリアを使用した特設コースは立体交差もある本格的なもの。
補助輪付きの幼児から、メインの小学生・中学生に加えて親子や成人男女まで、丸一日思いきり走ることが出来ました。
前日の土曜日には試走ももうけられました。
梅雨の晴天は気温も上がり熱中症の心配もありましたが、幸い東京ベイの海風が一日中吹く幸運もあって、
子供達はそれぞれの学年ごとに力を競い合いました。
際立ったのは小学高学年と中学生のレース。身体も立派ですが、その走りは大人顔負けの力強く、
技術的にもレベルが高くなってきていることです。
この全国小学生・中学生マウンテンバイク大会はJMA(日本マウンテンバイク協会)によって15回を数える歴史があり、
すでに日本の第一線で活躍する選手を輩出してきましたが、現在ジュニアの部で世界に挑戦する選手も出て、
今大会出場組からも近い将来を嘱望される選手も登場しています。
2020年の東京オリンピック、そしてその先を見据えての若い競技層をしっかり作り上げる意義は大きいものと考えます。
競技のピラミッドの底辺を支えることがいかに重要かが見えた大会でした。
また年少、幼児の新規参加が目立ちます。幼い子供達の懸命なペダリングを見ているとほのぼのさを感じますが、
同時に未来が見えるようで頼もしさも感じました。
最後に参加者の皆様、
応援してくださったイオンバイク様はじめ支えていただきました皆様に心から厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。