自転車は人力を使かって移動することのできる、また人力を効率よく伝える機械としてもすばらしい乗物です。
ここでは、自転車の難解な「言葉」などを紹介していこうと思います。
1,2回と続きました”自転車はてな”に読者からメールが届きました。「マウンテンバイクに興味を持っているんですが、クロスバイク、シティバイクといったワードが並んでいるのが気になっているので、そのあたりをわかりやすく紹介してくれないでしょうか?」
ということで、
第3回は「車種(クロスバイク)」です。
自転車の車種もその用途で様々なものがあります。大まかに分けても
- 舗装路用
ロード、シティーサイクル、BMX(フラットランドなど)
- 未舗装路用。
マウンテンバイク、シクロクロス、BMX(レースなど)、トライアル
などの主な走行路面によるものや、
- スポーツ・競技向け
- 街乗り用
などの使い方によるものなどで様々に分類されています。
さて、クロスバイクですが、当方も発祥は定かではありませんが、使いやすいマウンテンバイクに、街乗りなどでもいいように、軽快なタイヤや、車輪を装着したのが進化したものではないかと思います。(マウンテンバイクではロードトレーニング用に車輪を交換していた選手もいました。)
マウンテンバイクをベースに派生してきた車種という感があり、シティライド(街乗り)やロングライド(長距離サイクリング)向けに軽く設計されたモデルといえるのではと思います(同じような車種が海外では組み合わせという意味合いでハイブリッドと呼ばれているようです。)。
マウンテンバイクよりもタイヤも細身にしたり(26インチのほか700Cと呼ばれるロード向け規格の車輪の組み合わせもある)軽快に扱え、舗装路向けであることから人気も高く国内では販売台数も多くなっているようです。
街乗り重視でフィットネスなどで走りたい場合はクロスバイク、山などでの走行や、競技であればマウンテンバイクというのが、簡単な答えですが、やはり決める前にはショップで相談することをお勧めいたします。
同じような名前ですが、「シクロクロス」というロードから派生した未舗装路用競技車があり、こちらも同じ名前で呼ばれていたりすることがありますが、規則的にドロップハンドルが装着されていたり少し異なっています。参考:シクロクロス(国際連盟のシクロクロス紹介)