JMA   平成18 年度普及・指導者養成講座


 本格的な余暇時代を迎えてマウンテンバイク を楽しみたいという人々が増えています。オリンピック種目として社会的にスポーツとして認められつつも、まだまだ、マウンテンバイクに対しての使い方の知 識や、マナーの浸透は立ち後れているのが現状です。マウンテンバイクを安全で楽しいスポーツとして普及させるためには、優れた指導者の活動は不可欠で、日 本マウンテンバイク協会では、設立当時から指導者養成に力をいれています。今回の「普及・指導者養成講座」では公認インストラクターや公認普及員の養成を 行い、マウンテンバイクの普及活動をしていただける方々のために開催いたします。

 現在、協会の公認インストラクター(公認普 及・指導員)、公認普及員は全国に約200名が登録し、自ら企画した講習会や協会からの派遣講習会をはじめIMBAより認定されたNMBP(ナショナル・ マウンテンバイク・パトロール)としてローカルトレールの保全に活動しています。また、協会では加盟の(財)日本 レクリエーション協会のレクリエーション・インストラクター資格取得の際にも一部免除があるなどの特典や、公認資格の社会的位置づけの向上も図っていま す。

 マウンテンバイクの正しい指導・普及に貢献 できる方々の受講をお待ちしています。

 

公認インストラクター養成の場合は11月に行 う「普及・指導者養成講座」と、翌年2月に行う「公認インストラクター検定」が連動しています。これは講習と検定を分け事前に十分なトレーニングと学習の 時間を設けるためです。公認普及員の登録資格認定は養成講座のみで終了いたしますが、公認インストラクターの資格取得は以下のような流れとなります。

募集要項 pdfファイル
申請用紙 pdfファイル



11月25- 26日、12月2-3日 開催

 

2月10-11 日 開催予定

 

平成18 年度

普及・指導者養成講座

 

実技、指導方、知識の講習

「普及・指導者養成講座」の修了者は公認普及員の 登録資格が与えられます。また、「公認インストラクター検定」での筆記検定は免除されます。

 *この講座は公認インストラクター検定の 受検資格のひとつとなります。

 

平成18 年度第18期

公認インストラクター検定

 

公認普及員もしくは平成17/18年度普及・指導 者養成講座修了者が対象です。この合格者は期限内に登録して資格が発生いたします。

平成17/18年度普及・指導者養成講座修了者は 筆記検定免除です。A級検定にはB級取得2年以上で、事前に協会認定が必要です。

 

 


平成18 年度普及・指導者養成講座参加要項

●日  時:

            平成18年11月25-26日(土,日)西日本 (滋賀)

            平成18年12月 2- 3日(土,日)東日本 (静岡)

 

●会  場:

            西日本/東日本の両地区で実施いたします。 いずれか片方の受講となります。

◆西日本会場/グリム冒険の森(滋賀県)

グリム冒険の森

               529-1623滋賀県蒲生郡日野町熊野431番地  TEL 0748-53- 0809
               http://www.ex.biwa.ne.jp/~grimm/

             ●お車をご利用の場合
             名神高速道路→竜王I.Cから車で約40分。または八日市I.Cから車で約30分。
             名阪国道→上柘植I.Cから車で約50分。または東名阪自動車道→四日市I.Cから車で約 60分。
             国道8号線→近江八幡から車で約40分。
             国道1号線→水口から車で約20分

             ●バスをご利用の場合
             JR近江八幡駅(南口)…約55分。
             バス停北畑口…約20分(町営バス:熊野行)

 
◆東日本会場/日本サイクルスポー ツセンター/ コンチネンタル・サイクリング・センター・修善寺

日本サイクルスポーツセンター

               410-2402静岡県伊豆市大野1826  TEL 0558-79-0004
               http://www.csc.or.jp/

             お車で
             東名高速道路沼津I.Cから45分。国道136号線から伊豆中央道(有料)経由大仁中央 I.Cより伊東方面に8km。
             小田原から60分。 箱根〜伊豆スカイライン亀石峠 I.Cから 大仁方面へ3km
             熱海から50分。国道135号線 宇佐美から大仁方面へ11km

             電車で
             東海道新幹線 - 駿豆線。三島から伊豆箱根鉄道。修善寺からバス利用

             バスで
             中伊豆東海バス。 伊豆箱根鉄道 修善寺駅から中伊豆東海バスで15分(毎日運行)

●参加資格:

            マウンテンバイクの正しい指導・普及を志す20才以上の者(平成19年3月31日現在)および、現公認普及員、公認B級インストラクター登 録者。参加定員各会場30名程度

 

●講習内容:

            知識など:普及・指導員とは、スクールの種類について、スクールの構成、リスク管理、仕業点検ポイント、装備、フィールドマナー、パトロー ル、模擬指導、など

            実技:基本フォーム、ブレーキング指定位置への停止、変速、上り斜面、下り斜面、障害物、スタンディングスティル、模擬指導など日本マウンテンバイク協会 公認マウンテンバイク・インストラクター規定など準拠。 (日本マウンテンバイク協会ウェブサイト 「協会規約/規定」)
 

●講  師:

            日本マウンテンバイク協会公認A級インストラクター登録者で、普及・指導委員会より任命された者。

 

●受 講 料:

             協会会員         19,000円
   一  般           23,000円

            受講料にはテキスト、保険料のほか宿泊食事(1泊2食/相部屋となります)が含まれています。他については各自ご用意頂きます。

●申請締め切り:

            11月6日(月)必着(東西講習会とも)
 

受講申請方法:

            所定の申請書に必要事項を明記の上、受講料と共に送付してください。

       次の3通りの方法で申し込みできます。

            @受講申請書と料金を添えて現金書留で送付。

            A郵便振替用紙で振り込みの上、申請書を郵送で送付。FAXは不可。振り込み時、備考欄に必ず西日本または東日本講座と明記してくだ さい。
   口座番号:00180−0−364481
   口座名称:日本マウンテンバイク協会事務局

            Bクレジットカードご使用の方は申請書に記載の上必ず郵送してください。(取り扱いカード、有効期限、カード保有者名の記載などご注意くだ さい)

 

*今講座修了者で、後に登録される方は期限内に協会会員および資格登録することが 必要です。(会員:入会金1,500円、年会費3,500円、登録料:普及員年間2,000円。平成18年10月 現 在)

*受講者にあるまじき行為の方は受講資格を失効いたします。

*使用するマウンテンバイクではビンディングペダル不可です。

*受講にあたっては、マウンテンバイク、ヘルメット、動きやすい服装、雨具、工具 類など、自らが指導者としてスクール等で講習をすると想定し、必要な物は各自ご用意ください。

*不明な点は事務局宛ご照会ください。

   日本マウンテンバイク協会 事務局
   〒160-0015東京都新宿区大京町21-41
   TEL 03-5363-3200    admin@japan-mtb.org


◆主催:  日本マウンテンバイク協会
◆ 後援: 笹川スポーツ財団

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  SSF スポーツエイドは「日本のスポーツを元気にしたい!」を合言葉に平成3年度にスタートして、本年度で16年目を迎えます。スポーツ愛好者の増大を図るため に実施される事業に対してSSFスポーツエイドの助成により、スポーツ・フォー・エブリワンの実現に近づくことが期待されています。本 事業は、このSSFスポーツエイドの助成を受けて開催しています。



普及・指導者養成講座  Q&A

 

◎講座はどのような内容なのですか?

    大きく分けて実技と座学があります。実技では基本ライディング、そして実際の講習会 のように模擬講習などをおこないます。座学では、マウンテンバイクの知識やマナーなどを学びます。

 

◎資格取得後の活動にはどのようなものがありますか?

    初心者向けのライディング・スクールから、ツーリングや大会の企画やスタッフ、ま た、ここ数年前から国が推奨しています「総合型地域スポーツクラブ」などでの活躍が期待されています。

 

◎収入は得られますか?

    一部のプロ競技者はインストラクターの資格とともに収入を得ていたり、スポーツ関係 施設や会社で資格を生かす職業に就いていたりしますが、多くは他に仕事を持っておられます。実施される内容により必要経費や謝金などは支払われているケー スが多いのですが、自分自身の余暇を他の人のために活動する現状が多いようです。

 

◎資格取得は難しいですか? その基準は?

    技術も知識も基本的な事柄ですので、そう難しくはありません。普及員は講座修了、イ ンストラクターは検定試験合格が条件です。但し、特にインストラクターには実際の講習にあたって、自分ができるということが前提となっていますので、ある 程度の技術習得は必要です。しかしアクロバティックな技術は必要としておりません。

◎女性でも資格取得できますか?

    女性の方にも普及員、インストラクター共おられます。ぜひ、チャレンジしてみてはい かがでしょうか?

 

◎普及活動をするのに資格が必要ですか?

    普及活動をされている方には協会公認の資格を持っていない方もおられます。しかし協 会では、普及活動をしやすくし、社会的認知度を向上するためにも、その普及・指導者が正しい指導、正しい知識を習得したと認証するものですから、ぜひ、取 得し自信を持って活動して頂きたいと思います。また、資格者には協会主催や協会後援などのイベントにおける活動機会についての案内を行ったり、インストラ クター登録にあたっては賠償責任保険に加入して、万が一の事故にも備えています。

 

◎この資格で特典のようなものはありますか?

    (財)日本レクリエーション協会は文部科学省の所轄で、 特に特定公益増進法人として生涯スポーツ推進にあたっていますが、協会はこれに加盟しており、インストラクター資格者は(財)日本レクリエーション協会の インストラクター資格取得の際にも一部受講免除という特典があります。また、協会インストラクターはIMBA(国際協会)のパトローラーとしても登録され ており、活動に当たって便利な特別頒布商品の購入機会もあります。

    国内でも同じように協会賛助各社より特別頒布もあります。