本格的な余暇時代を迎えてマウンテンバイクを楽しみたいという人々が増えておりますが、マウンテンバイクに対する使い方の知識やマナーの浸透は立ち後れており、山でのハイカーなどとのトラブルや、購入したものの楽しみ方がわからないなど問題点があるのが現状です。マウンテンバイクを安全で楽しいスポーツとして普及させるためには、優れた指導者の活動も不可欠で、日本マウンテンバイク協会では、設立当時から指導者養成に力をいれています。
現在、協会の公認インストラクター、公認普及員は全国に約200名が登録し、自ら企画した講習会や協会からの派遣講習会をはじめIMBAに登録されたNMBP(ナショナル・マウンテンバイク・パトロール)としてローカルトレールの保全などに活動しています。また、協会では加盟のIMBAパトローラの支援などの特典や、公認資格の社会的位置づけの向上も図っています。
マウンテンバイクの正しい指導・普及に貢献できる方々の受講をお待ちしています。
公認インストラクター養成の場合は5.8月に行う千葉、9月に行う静岡の各「講座」と、11月に行う「講座・検定」が連動しています。これは講習と検定を分け事前に十分なトレーニングと学習の時間を設けるためです。
公認普及員の登録資格認定は千葉、静岡の各「講座」のみで終了いたします。
平成27年度普及・指導者養成講座 | 受検申請書(PDF) | |
日時/会場:(変更される場合があります)
- 第一回 平成27年5月30日(土)~5月31日(日)
- 第二回 平成27年8月22日(土)~8月23日(日)
●千葉講座 幕張海浜公園
- 第三回 平成27年9月12日(土)~9月13日(日)
●静岡講座 日本サイクルスポーツセンター
●最終講座(検定)日本サイクルスポーツセンター
- 平成27年11月7日(土)~11月8日(日)
日 程:(変更される場合があります)
●1日目(土)
10:30-11:00 受付(食事は済せて集合)
11:00-15:00 実技講習1
16:00-18:00 講義1
18:00-18:45 夕食
19:00-20:00 講義2●2日目(日)
09:00-13:00 朝食、実技講習2、昼食
13:00-15:00 実技講習3 終了後解散(検定では筆記、面接、実技検定を実施)
参加資格
マウンテンバイクの正しい指導・普及を志す20才以上の者(平成28年3月31日現在)および、現公認普及員登録者。 参加定員各会場15名程度。定員になり次第締め切ります。
最終講座は本年度の千葉、静岡のいずれかの会場での養成講座を修了している方、或いは平成 25/26年度普及・指導者養成講座修了者のみが受講できます。
受 講 料
一 般 17,000円 / 協会会員 15,000円
※受講料には傷害保険、テキスト、宿泊および3食が含まれます。
講習内容
●知識:普及・指導員とは、スクールの構成、リスク管理、仕業点検ポイント、装備、フィールドマナー、パトロール、など
●実技:基本フォーム、ブレーキング指定位置への停止、変速、上り斜面、下り斜面、障害物、スタンディングスティル、模擬指導など
申請締め切り
千葉第一回講座 :平成27年5月12日(火)必着
千葉第二回講座 :平成27年8月4日(火)必着
静岡第三回講座 :平成27年8月25日(火)必着
※期限前でも定員(各15名程度)になり次第締め切ります。定員を超えた場合の受付は先着順となり、受験料は締め切り後に郵送料を差し引いた形で返送いたしますので予めご了承ください。
受講申請方法
次の方法で申し込みできます。
●受検申請書と料金を添えて現金書留で送付。
その他
- 会場やスケジュールに変更がある場合には参加受領証にて連絡いたします。
- 使用するマウンテンバイクではビンディングペダル不可。
- 受講にあたっては、マウンテンバイク、ヘルメット、動きやすい服装、雨具、工具類など、自らが指導者としてスクール等で講習をすると想定し、必要な物は各自ご用意ください。
『今シーズンの最終ランキングについてお知らせします』
JMAは、Jシリーズ終了後10/28付でHP上にJシリーズ・ランキングの発表は済ませています。今シーズンについてはMTB小委員会が、そのポイントに全日本選手権ポイントを付加する決定をし、最終ランキングを発表することになっています。
その進捗について確認いたしました所、現在作業を進めているので発表はもう少し待って欲しいとの返事を小委員会委員長からいただきました。準備が整い次第小委員会から発表することになっておりますので、お待ちくださいますようお願いいたします。
『世界各国のMTBマラソン、国内Jシリーズや王滝でも活躍中の池田祐樹選手のNHK密着ドキュメンタリーの放送日程が
2015年1月4日午後9時からBS1での放送と決定しました。
過去に例のない100分に渡る長時間でのMTBライダーのドキュメンタリーとなります、皆様お見逃しの無い様にっ!』
東京都が秩父・多摩地方の山での利用において、マウンテンバイクを規制する案が出ていることに伴い、当協会としても意見・要望を提出しました。多くの会員の皆さんからも意見が寄せられましたので、合わせて提出しました。原案では“マウンテンバイクは登山道へ乗り入れないようにしましょう”とあり、マウンテンバイクのみが害を与える印象になっていますので、現状をよく調査し、自然保護やハイカー、登山者に迷惑をかけない行動を第一に考えて行動するマウンテンバイクも山で共存できることを理解してもらいたいと思います。協会がアピールしているフィールドコード、楽しい山道メッセージなどを今後はさらに多くの方々、方面に伝えていくことと、ルールを守り、自然を大切にして山で走る皆さんと共に行動していきたいと思いますので、ご協力をお願いします。
2014年11月26日
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/
nature/natural_environment/park/riyou-rule.html
2014年9月7日(日)abc cup vol.63が千葉県幕張海浜公園・マウンテンバイクコースで開催されました。あいにくの雨模様でしたが、参加者の皆様は雨にも負けず泥んこレースを楽しんでいただきました。マウンテンバイクは全天候型スポーツですから、少々の雨はヘッチャラで皆さん元気に笑顔で走り切りました。皆さまお疲れ様でした!!
第62回を迎えたabcカップは6月1日(日)あっぱれ過ぎる晴天のもと開催されました。日程がJシリーズと重なったため、アダルトの参加者が少なく、盛り上がりに欠ける心配をよそに、子供たちの参加が多く、家族の応援もあって、前年を上回る盛況ぶりでした。しかも子供達のポイント戦はいい刺激になったようで、クラスごとにスタートラインにはたくさんの参加者でにぎやかに行われました。全国的に真夏日になり、熱中症の心配がありましたが、適度な海風と的確なアナウンス、水分をよく取れるよう配慮されたご父兄の協力で無事終了しました。表彰には地元・千葉の有力店であるセオ・サイクルさんの賞品協力もいただきました。今後は子供たち向けのジュニア・マウンテンバイクの試乗会開催も計画しより楽しいイベントにしていこうと思います。みなさん奮ってご参加ください。
13回全国小学生・中学生マウンテンバイク大会は盛況の内に終了しました
8月2日(土)~3日(日)の長野県白馬村さのさか。スノーハープには北海道から九州の全国から350名を超える参加者が集合、抜けるような青空の下で盛大に開催されました。心配された台風やゲリラ雷雨などもなく、両日とも晴天のもとで全ての競技が行われました。
2日(土)はキッズ検定やユースやスポーツ、父兄のレースを行い、合わせて翌日の参考になるトレーニング・キャンプも開催。参加者なんと2000名オーバー!!参加選手のほとんどが前日から来て、まさに準備万端の様子でした。講師の先生も全日本トップライダーの小野寺 健(ミヤタ・メリダ)、松尾 純(同)を始め、JMAインストラクターによる講習が行われ、初日から早くも熱気に包まれていました。
3日も朝は涼しく、日中も適度に雲が出て、予想より暑さ緩和されてのレースが最後のチビッ子まで天気に恵まれて実施されました。各学年とも年々エントリーが増え、一番多い学年は38名、壮観なスタート風景でした。今年は山形を中心に東北からのエントリーが多く見られ、昨年からの北海道グループもたくさん参加くださいました。また九州からはかつてJシリーズを開催したことのある熊本県小国町からのエントリーもあり、まさしく全国津々浦々からの参加となりました。レースのレベルも年々上がり、中学生クラスは一般男子顔負けの速さとテクニックを見せ、白熱したレースになりました。加えて女子の参加も大幅に増えて競技人口が少ない現状に一筋の光となってきました。未来のある子供達がこれだけ一堂に集まるマウンテンバイク大会は他にありません。今後の更なる成長に期待しましょう。