一口にマウンテンバイクと言っても、さまざまな乗り方や競技用があります。
大きくは、次のように分類されています。
・リジット
サスペンションの付いていないバイク
・ハードテイル
フロント・サスペンションが装着されているバイク
・フルサスペンション
前後ともサスペンションが装着されているバイク。
また、走り方や競技種別などにより次のような種類がある。
・クロスカントリー(XC)
上り下りのあるコースを走る、クロスカントリーレース用のものでフロントのみ、または前後にサスペンションが装着されている。サスペンションの動く量は少な目で、動きをおさえられるような機構がついているものもある。
関連 トレイル・バイク(クロスカントリー向けよりも少し機動性を求めたバイク)
・ダウンヒル(DH)
下りのみを想定し、おもに競技的な走行をするバイクで、サスペンションも前後に装着してあり、その可動範囲も大きい。ハンドルは高めで、サドルは低めの設定。
関連 フリーライドバイク(トレイルライドで下りを重視したモデルで)
・オールマウンテン/エンデューロ(AM)
フリーライドバイクよりも長距離を走るなどよりトレイルバイクに近いもの。
・フォークロス(4X)
フォークロス競技のような、ジャンプやバンク付きコーナーのあるコースを走るバイクで、ハードテイルとフルサスペンション・モデルがある。
・トライアル
トライアル競技用でサスペンションがないリジット・モデル
・ダートジャンプ
ジャンプを行う目的のバイクで強度を重視している。ハードテイルのものが多い。
・シングルスピード(SS)
変速機をつけず、走るコースなどに自ら合わせた、一つのギヤ・セッティングをしたバイク。長距離のライディングをする場合も多い。
MTBって何?
はじめてのMTB| 日本マウンテンバイク協会