Equipment
●マウンテンバイク
◎ 目的にあった自転車
マウンテンバイクを乗る目的は様々です。最初から、何に使うかを限定する必要はありませんが、あきらかに使用目的が決まっている場合は、それをショップのスタッフに伝えましょう。まったく使用目的があっていないマウンテンバイクは乗りづらいものです。特に決めていない人は、スタンダードなモデルがお勧めです。
◎ 身体にあった自転車
重要な、ポイントにサイズの選び方があります。小さ目のサイズのマウンテンバイクは、扱いやすいものですが、大き目のサイズのものは、取り回しが悪くなり、足が地面につきにくく、安定性を要求されるオフ・ロード走行には不適です。
●付属品
実際には、マウンテンバイクのみを購入しても、すぐにツーリング、レースというわけには行きません。これからご紹介する付属品は特に重要なものをあげてみました。自分がどのようなことができるのか、何をしたいのかをショップのスタッフに伝えて、使いやすい付属品をあわせてご購入ください。
◎ ヘルメット
ヘルメットを嫌う傾向にありますが、スポーツ走行には欠かせません。また、どのような草大会でもヘルメットの着用は義務となっています。また、海外では、自転車走行時の義務となっている場所もあり、罰則も規定されていますので十分に注意しましょう。
選ぶ際は、その用途(競技、競技であれば種目、またツーリングなど)と自分の頭に良くなじむか、また、競技連盟やその他の規格に合格したものかを確認すると良いでしょう。
◎ グローブ
グローブの着用によって、不意の転倒などでも手の怪我を最小限に留められます。細かな操作性のために指の先が無いものや、フルカバーされているものなどがありますが、特に暑くなければ、フルカバーの方が安全性が高いことになります。。
◎ ウォーターボトル
車体にセッティングされたボトルゲージから、いつでも水分補給のできるウォーターボトルは、ちょっとした走行でも欠かせません。他にも身体に身につける、バックパック、ウエストバックのタイプも出ています。
◎ ポンプ
自転車に空気入れは欠かせません。パンクのような修理はもちろん、自然に空気圧が減っている場合もあります。マウンテンバイクに簡単に装着できるものが便利です。
◎ 工具
マウンテンバイクにトラブルはつきものと考えて良いでしょう。悪路走行が長いと、各部の再調整が必要であったりすることがあります。これらの場合に、最低限の再調整を行うことで事故も未然に防ぐことができます。特に注意したいポイントは、ハンドル周りや、ブレーキ周りです。
プロの使用するような、大きな物ではなく、バックのポケットに入るような最低限の調整用の工具がコンパクトなものとなって販売されています。
◎ パンク修理
パンクも多く見られるトラブルの一つです。最低1本はチューブを持参して、チューブごと交換するのが早く、的確です。万が一に備えて、パンク修理キット(最近は手早く確実に修理できるキットが販売されています)も持参し、交換したチューブは、山の中で捨てること無く、持ち帰ってください。また、このチューブは、その後の走行で大きくダメージを受けたチューブの代わりとして再利用ができることもあります。
◎ シューズ
従来、自転車専用シューズは、底が硬くペダリングのパワーロスの少ないのですが、ちょっとした歩行にも向かないものが多く見られましたが、最近では、競技に向けたものから、レクリエーションに向けたものまで、バリエーションが広く設定されています。
通常のスポーツ・シューズよりもペダルにあわせてありますし、ビンディング・ペダルというペダルに固定できるものの場合には必ず専用シューズが必要です。
◎ ウェア
発汗や、急激な温度変化にも対応している、スポーツに適した素材が多く出回っています。機能的なデザインなど、マウンテンバイク専用のもの以外にもアウトドア・スポーツにむけたウエアを試してみると良いでしょう。
基本は、重ね着で温度調節をしたいもの。暑い夏にも、山の中での雨や、急激な温度低下に対応してウインドブレーカーなどの上着は不可欠です。
お勧め自転車判定チャート
はじめてのMTB| 日本マウンテンバイク協会