JCFマウンテンバイク・ジャパンシリーズ クロスカントリー第2戦/ダウンヒル第1戦 箱館山
(滋賀県/2010/05/01-04)
例年五月の連休に開催される箱館山大会が、今年も1-4日に渡り開催。ダウンヒルでは青木卓也(東京/GIANT)の初優勝、ワールドカップ参戦前の末政実緒(兵庫/FUNFANCY/INTENSE)が参加し、クロスカントリーではベテラン中込由香里(長野/SY-Nak SPECIALIZED)が八幡浜に続き2連勝。男子では武井亨介(茨城/フォルツァ!)が優勝しました。
今回ダウンヒル第1戦を優勝で飾り、今月スロベニアで開催されるワールドカップ・ダウンヒル第1戦に向かう末政選手のレポートが入っていますので紹介しましょう。
***末政実緒レースレポート***
大会名:JCFジャパンシリーズDH第1戦
場所:滋賀県箱館山スキー場
日時:2010年5月2,3日
天候:晴れ(ドライコンディション)
バイク:INTENSE 951
順位:女子エリート優勝
2010年ジャパンシリーズは箱館山で開幕戦が開催されました。
毎年ワールドカップ遠征で箱館山には参戦出来ずにいましたが、今回ワールドカップ4Xベルギー大会をキャンセルした為、3年ぶり箱館山でのJシリーズ開幕に参戦する事が出来ました。
コースは全長3.1Kmのロングコース。全体的にハイスピードで3年前のコースよりジャンプや段差が増え、縦の動きが多くなっていて楽しいレイアウトでした。
そして前半にフラットで途中登り返しがあり漕ぎのパワーも必要で、つづら折れのコーナーがたくさんありコーナリングのテクニックも重要なコースでもありました。
<予選>
久しぶりのレース、スタートのカウントダウンの音を聞くとレース独特の緊張感が出てシーズンが始まったんだなと実感しました。
目立ったミスもなくある程度ペースを上げて走る事が出来ました。
1位 末政実緒
2位 中村美佳
3位 中川ヒロカ
<決勝>
予選タイムを男子の予選タイムと比較すると決勝進出まで2秒ほど足りなかったので、決勝は2秒以上タイムアップを目標にスタートしました。
タイムが一番稼げそうな漕ぎセクションをメインに、全体的にペースを少し上げつつ走りました。
今回晴天が続いていてコースの路面は乾ききっていたので、途中のハイスピードで道幅が細いセクションでは浮き石で滑りやすく、ブレーキングバンプが激しくなっていて、予選以上にボコボコになっていて少し注意が必要でしたが、なかなかのペースで走る事が出来て1位でゴール。
男子決勝進出まであとコンマ数秒足らずでしたが、目標の2秒タイムアップはクリア。
1位 末政実緒
2位 飯塚朋子
3位 中川ヒロカ
今年使用するバイク、INTENSE 951を始め新たな機材での初公式戦レースでしたが、開幕戦を優勝で終える事が出来ました。
一つの目標である男子決勝進出はクリア出来ませんでしたが、去年までは雨のドロドロコンディションや急斜面のテクニカルなコースのみ決勝に残るタイムでしたが、こういった体力勝負、ドライコンディションでコンマ数秒まで近づけたのは今回が初めてで、オフトレーニングの成果が出ているなと実感しました。
これから長いシーズンが始まりますが、レースごとに成長出来るよう、シーズン最後まで高いモチベーションが維持出来るよう、今シーズンも頑張りたいと思います。
スポンサーの皆様、応援してくださっている皆様、2010年シーズンもよろしくお願いします。
次のレースは5月15,16日スロベニアで開催されるワールドカップです。
ダウンヒル、4X共に出場予定です。
Team FUNFANCY/INTENSE
末政実緒
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