日本マウンテンバイク協会(JMA)
日本を代表するトップ・アスリートはもちろん、全国に会員数 2490名(2009年11月現在)が登録し、公認普及・指導者 165名(2009年11月現在)が登録する、マウンテンバイクの競技開催、普及振興を行う団体です。
イベント競技会・スクールの企画・開催・運営/指導者の養成・派遣/フィールド設置・管理/環境問題への取り組み/世界各国マウンテンバイク関連団体との交流などを行っています。
■ 目的:
国内におけるマウンテンバイクの普及、発展及び振興を図り、国民の心身の健全な発展に寄与すること。
● マウンテンバイクとは
マウンテンバイクは1970年代のはじめ、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ近郊のマリン郡で誕生しました。その後、山の中を走る自転車での競技が生まれ、1990年にはUCIの世界選手権大会が開催、1996年にはアトランタ・オリンピックで正式種目として実施されました。日本にも1980年に紹介され、1988年からは全日本選手権大会が開催、1992年には全国にわたってシリーズ戦もスタートし全国的に人気を博しています。
(財)日本自転車競技連盟では、国際連盟の基準である年齢別クラスの他にマウンテンバイク競技については技術レベル別のカテゴリー制度を設け、よりよい競技大会として公認大会を構成し、優秀な競技者からは(財)日本自転車競技連盟等よりオリンピック、世界選手権大会、アジア大陸選手権などへの日本代表選手派遣を行っています。
◎クロスカントリー
オリンピックおよび世界選手権大会、ワールド・カップの正式種目として行われており、国内では全日本選手権大会、ジャパン・シリーズをはじめ数多く開催されています。起伏のある山岳、丘陵地帯に設定されたコースを、通常一斉スタートで順位を競う長距離レースです。全日本選手権、ジャパンシリーズでは特にオリンピックフォーマットと呼ばれる1周5km以上のコースを約2時間程度周回する競技が実施されます。同じくクロスカントリーには、1周が60km以上のコースで競われる「マラソン」、長時間で競われる「エンデュランス」、タイムで競う「タイムトライアル」などもあります。
◎ダウンヒル
世界選手権大会、ワールド・カップの正式種目で、スキーの滑降のように山の上のスタート地点からスタートし、下のフィニッシュ地点までの個人のタイムを競います。コースにはスピード、技術それぞれ重視されたセクションが含まれ下りの総合力を試されます。
◎4クロス
4名の競技者により障害物のある同一コースにおいて順位を競い勝ち上がっていきます。世界選手権大会、ワールド・カップの正式種目です。