日本マウンテンバイク協会 テクニカルテスト規定
平成 4年 2月 1日 制定
平成 5年10月 1日 改訂
平成 7年 2月 1日 改訂
平成 9年 2月 1日 改訂
平成21年11月 1日 改訂
(主旨)
第1条 テクニカルテストは、将来マウンテンバイクの指導者(インストラクター)を志す者、および愛好者の、技術的な目安としてテクニカルテストを設定する。指導員(インストラクター)検定前に技術レベルを認識し、技術向上に励んでもらうのがねらいでもあり、次の5段階に分けられる。
- 5級テクニカルテスト
- 4級テクニカルテスト
- 3級テクニカルテスト
- 2級テクニカルテスト
- 1級テクニカルテスト
(テクニカルテスト)
第2条 テクニカルテスト(以下「テスト」という)を次のように定める。
(実施)
第3条 テストは、本協会主催で行う。
(公示)
第4条 テスト実施要項は、委員会にて決定され公示される。
(検定員)
第5条 テストは、本協会会長から委嘱された検定員1名以上がこれにあたる。
(会期)
第6条 テストの会期は、1日間を原則とする。
(会場)
第7条 テスト会場による受検者の地域、受検回数の限定はしない。
(検定基準)
第8条 テストは、マウンテンバイクの実技について実施し、その検定基準実施要項は別に定める。
(5級~2級テクニカルテスト受検資格)
第9条 5級~2級テクニカルテスト受検資格は、特別設けない。但し、日本マウンテンバイク協会会員でない合格者は、その資格は失効する。
(1級テクニカルテスト受検資格)
第10条 1級テクニカルテスト受検資格は、次の各項に該当しなければならない。
- 本協会会員であること。
(受検手続き)
第11条
- テストを受けようとする者は、本協会の定める手続きにて申請する。
- 検定申請後は、理由の如何を問わず、検定料の返還は認めない。
(結果報告および発表)
第12条
- 合否の結果は、検定実施日、実施会場で行う。
- 検定実施結果のうち、検定成績内容は本人にのみ公表してよい。
(認定証)
第13条 合格者には、合格証を発行する。
日本マウンテンバイク協会 テクニカルテスト検定基準
平成 4年 2月 1日 制定
平成 5年10月 1日 改訂
平成 7年 2月 1日 改訂
平成 9年 4月 1日 改訂
平成21年11月 1日 改訂
日本マウンテンバイク協会テクニカルテスト検定規定第8条に基づき、テクニカルテスト検定基準を次のように定める。
1)検定コース規定
- 検定コースは、別表 日本マウンテンバイク協会公認指導員(インストラクター)検定基準の「準備するコース」の項を基準に設定する。
- 検定コースは、受検者に対し、わかりやすいように白線、パイロン、テープ等を利用し設定する。
- 検定コースは、検定員に対し、採点しやすいように設定する。
2)採点基準
5級~3級
- 各種目、可(○)、不可(×)とし、必要であればコメントが記入される。
- 基準の動作が取得できている場合に可(○)。(これを3級基準とし、4、5級については検定員の判断による)
- 各種目へのトライは、1回のみとする。
2級~1級
- 各種目、可(○)、不可(×)とし、必要であればコメントが記入される。
- 基準の動作が取得できている場合に可(○)。(これを1級基準とし、2級については検定員の判断による)
- 各種目へのトライは、1回のみとする。
3)テスト種目
- 基本フォーム
- 指定位置への停止
- 変速
- 上り斜面の走行
- 下り斜面の走行
- 丸太越え (5級~2級については6.7.のいずれかを選択)
- 段差の上り下り( 5級~2級については6.7.のいずれかを選択)
- スタンディング・スティル (2級~1級のみ)
- ジャックナイフ・ターン(1級のみ)
4)合格基準採点確認ポイント
別表 日本マウンテンバイク協会公認指導員(インストラクター)検定基準の「採点確認ポイント」の項を基準とする。