(公財)日本自転車競技連盟マウンテンバイク小委員会
委員長 鷲田紀夫
本年の全日本選手権は伊豆・修善寺の日本サイクルスポーツセンター(以下CSC)で開催することになりました。CSCはUCIコンチネンタル・トレーニングセンターというアジアでの重要なUCIの公認施設でもあります。またベロドローム、BMXコースは国際基準になっています。以前から連盟の目標として日本に於ける自転車競技のトップレベルの大会開催構想を持っていましたが、マウンテンバイクではDHIコースを持たず、その目標が叶わないでおりました。その積年の夢であったDHIコースをCSC内に造ることがようやく実現し、開催することが出来たことは関係者一同大変喜ばしいことと思います。
アジア選手権で見られるようにDHI後進エリアだったアジア地域も最近はかなりのパワーを持って力を入れてきており、日本が表彰台独占というかつてのパターンは年々難しくなっています。マウンテンバイクの華とされるDHIの強化とXCOのオリンピック向け強化を考えると、全日本を始めとしてトップクラスの大会を増やすことは重要な要素であります。また冬季の開催や練習を考えた時、CSCの競技環境と一年を通じて使用可能な施設をフルに活用すことは、まさに強化の大きな力となるに違いありません。こうした方針の下、CSCでのマウンテンバイク常設競技場を活用していくためのプロジェクトはスタートしました。スキー場のような施設ではないため手のかかる準備は必要です。また施設造りには莫大な費用が必要になります。一年の短期ではなく3年計画でマウンテンバイクのメッカ造りを進めていこうと考えています。どうか長い目で見ていただき、ご理解とご協力を賜り、みんなで作り上げていきましょう。今回のDHIコース造りにはDHI選手会の全面的な協力をいただいています。今後さらに充実した施設造り、大会運営をめざしますので、一人でも多くの方々のご協力を賜りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
平成25年5月吉日
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●『全日本選手権大会付き添い者入場割引券』のご用意ができました。是非ご利用ください。(2013年7月15日)
●全日本選手権大会、暫定スタートリストをアップしました。
暫定スタートリスト(2013年7月15日現在)
●レジストレーション|受付確認時間が変更になりました。
7月19日 8:30~16:00 → コントロールタワー
7月20日 7:30~15:00 → コントロールタワー
7月21日 7:30~09:00 → 入場ゲート横無料休憩所★当日CSC入場ゲートは、レジストレーション開始時間の15分前に開場しています。
130714更新
●【注意】サイクルスポーツセンターへの入園料について
サイクルスポーツセンターは有料施設ですので、選手以外の方は入場口で入園切符を購入して入場してください。
選手の方は受領書またはバイクゼッケンを提示してください。
●出展者の皆様へ
●会場マップ・コースマップ
会場マップ | XCOマップ | DHIマップ | 会場歩行マップ
●Pressの皆様へ
取材を希望される方は、申し込み用紙に記入して7/16(火)までにFAXにてお申し込みください。
※会場での当日申し込みも可能です。
Press用・申込用紙ダウンロード
※1.2とも同じファイルです。
●全日本大会コースの下見・試走の案内
7月13日(土)にCSCにてコース事前の下見・試走が出来ることになりました。
希望者はメールで7月12日(金)午後6時までに
協会info@japan-mtb.orgまで連絡ください。集合は午前10時、CSCベロドロームの一般駐車場。
10時より利用方法の説明があります。時間に遅れると参加できませんので、くれぐれも時間厳守でお願いします。
なお、今回はコース下見チェックの為入場無料となります。
今回のDHIの移動は自己搬送です。スタート地点までの搬送は各自で行ってもらうか、協力して乗り合いで行ってください。交通ルールを守り、安全第一でお願いします。
XCOコースへは説明後、入園してスタートエリアに移動していただきます。事前コースオープンの参加条件
- 参加希望の選手集合は午前10時ベロドローム横、時間厳守。
- コースオープン中の怪我は自己処理出来る選手。
- 事前コースオープンは保険対象外です。各自で保険に加入し忘れず保険証を持参下さい。
- バイク搬送を各自又は各グループで行える選手。
- コースオープン中コース内にコースマーシャルが存在しない事を承知出来る選
手。- 5kmサーキット(ロードコース)を横断する際、停止し下車横断出来る選手。
スケジュールは
10:00-10:20
コースオープンについての説明(ベロドローム横)
10:30-11:00
コースウォーク(徒歩によるコースインスペクション)
11:30-15:00
コースオープン(一部下車通行部分有り)
15:00-
コースクローズ13日の注意事項
案内済みの13日(土)CSCは一般営業しています。DHI,XCOとも全コースを大会試走と同様に走れる状況にはありません。大会用のコース準備はまだされていませんで、当日のミーティングの説明をよく聞いていただき、安全かつ他の迷惑にならないようお願いします。両コースともエリアによっては走れない部分がありますので、事前理解の上、参加ください。
全日本選手権大会の受付はスポーツエントリーのみで行います。
(申込ページURLは下段記載)
2013年7月19日(金)~21日(日)までの3日間、静岡県伊豆市サイクルスポーツセンター(以下CSC)で開催いたします。 CSCはUCIアジア・コンチネンタルセンターとして公認された施設ですが、日本国内の自転車競技のメッカとして位置づけられ、長い間の構想だったマウンテンバイクの常設コース完成を機会に開催の運びとなりました。選手の皆さんも奮ってご参加ください。
● 日 程: 2013年7月19日(金)~21日(日)
20日(土)XCO ・ 21日(日)DHI
● 会 場: 一般財団法人 日本サイクルスポーツセンター〒410-2402静岡県伊豆市大野1826 TEL:0558-79-0006
http://www.csc.or.jp/
●参加クラスと参加料
クロスカントリー:7,500円
・男子ジュニア :17-18歳
・男子U23 :19-22歳
・男子エリート :23歳以上
・男子マスターズ :30歳以上(30+、40+ 表彰有り)
・女子 :17歳以上ダウンヒル:7,000円
・男子ジュニア :17-18歳
・シニアエリート :19歳以上
・男子マスターズ :30歳以上(30+、40+ 表彰有り)
・女子 :17歳以上XCO選手のみなさん用にスタート&フィニッシュ付近に特別に駐車場の用意をしました。
今回大会限定の有料特別料金で1日¥1,500です。先着200台。スポーツエントリーで参加申し込みと一緒にお申し込みください。先着ですので200台を越えると締め切ります。なおCSCベロドローム付近の駐車場は無料です。★ダウンヒルのみ搬送料金¥5,000(金曜~日曜の3日間通し料金)が必要です。 参加料を合わせてお支払いください。
●参加資格
日本国籍を有し、(公財)日本自転車競技連盟(JCF)の2013年度有効な競技登録者で各カテゴリー、種目に該当する年齢の者。(UCI加盟
国連盟のライセンス所持も可)加えて日本国内において日本マウンテンバイク協会(JMA)の登録を済ませ、カテゴリーID を所持する者。
○ライセンス選手受付(ライセンスコントロール)時にライセンスを提示しない者は、競技に参加できません。
○注意事項
- 本大会は、UCI、JCFの規則に従って、アンチ・ドーピング検査を実施致します。 www.playtruejapan.org/
http://www.playtruejapan.org/disclosure/2013_tue/- 大会中の疾病、負傷については応急処置の他は、参加者の責任、費用において自己負担となります。必要な健康保険証を持参してください。
- 2013年度は「ユース」は実施致しません。日本マウンテンバイク協会の登録は6月15日の手続き完了が締め切りになります。以後の登録はできませんので厳守してください。
今大会は参加申し込みに先だって上記のJCF、JMA の登録を済ませてください。登録されませんと大会参加は出来ません。JCF については各自の住民登録している都道府県連盟に時間的余裕を持って手続きしてください。またJMA はインターネットのスポーツエントリーで6月15日までに手続きを行ってください。(本年の登録は6月15日で終了します。6月15日を過ぎると登録は出来ませんので厳守してください。)
●参加申し込み (注意!! インターネットのみの申込みになりました。)
最終締切り:7月8日(月)JMA会員登録と同様の手続きになります。スポーツエントリーのサイトで2013MTB全日本選手権大会欄に必要事項記入の上、参加費決済を済ませてください。手続き完了後、受領証を郵送にてお送りします。初めて利用される方はスポーツエントリーのメンバー登録を行ってから大会申し込みを行ってください。
※公開前にURLをクリックされた場合は、スポーツエントリーのトップページに移動します。
●ドーピング検査について
本大会はTUE事前申請対象大会になっております、該当と思われる参加者は確認の上で手続きを完了するようにして下さい。(下記参照)
- 本競技会は、日本ドーピング防止規程に基づくドーピング検査対象大会である。本大会参加者は、大会にエントリーした時点で日本ドーピング防止規程に従い、ドーピング検査を受けることに同意したものとみなす。
- また、未成年者である本大会参加者のエントリーにおいては、上記のドーピング検査の実施について親権者から同意を得たものとみなす。
- 本大会参加者は、本大会において行われるドーピング検査を拒否または回避した場合、検査員の指示に従わない場合、帰路の移動等個人的諸事情によりドーピング検査手続きを完了することができなかった場合等は、ドーピング防止規則違反となる可能性がある。ドーピング防止規則違反と判断された場合には、日本ドーピング防止規程に基づき制裁等を受けることになるので留意すること。
- 前記に鑑み、すべての参加競技者は、棄権、失格となった場合であってもドーピング検査対象となる可能性があることから、参加競技者は自己の責任において、自身がドーピング検査対象として指名されているか否かを確認すること。
- 日本ドーピング防止規程の詳細内容およびドーピング検査については、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構のウェブサイト(http://www.playtruejapan.org)にて確認すること。
●スケジュール
7月19日(金) | |
8:30 ~ 16:00 | XCO/DHI レジストレーション(参加選手受付確認)コントロールタワー |
9:00 ~ 15:00 | XCO コースオープン・XC4kmコース・(全クラス) |
15:00 ~ 16:00 | XCO コースオープン・スタートループ・(全クラス) |
10:00 ~ 14:30 | DHI コースオープン(全クラス) |
14:45 ~ 15:30 | DHI タイムド・セッション(Jシリーズ・エリートのみ) |
17:00 ~ 17:15 | チームマネージャーズミーティング |
7月20日(土) XCO | |
7:30 ~ 15:00 | XCO/DHI レジストレーション(参加選手受付確認)コントロールタワー |
8:00 ~ 9:00 | XCO コースオープン・XC4kmコース・(全クラス) |
9:00 ~ 16:00 | DHI コースオープン(全クラス) |
10:00 ~ | XCO 男子ジュニア |
10:03 ~ | XCO 男子マスターズ |
11:30 ~ | XCO 男子U23 |
11:33 ~ | XCO 女子 |
13:30 ~ | XCO 男子エリート |
※競技終了後、表彰式 | |
17:00 ~ 17:15 | チームマネージャーズミーティング |
7月21日(日) DHI | |
7:30 ~ 9:00 | DHI レジストレーション(参加選手受付確認)入場ゲート横無料休憩所 |
8:30 ~ 9:30 | DHI コースオープン(エリート以外) |
9:40 ~ 10:40 | DHI コースオープン(Jシリーズ・エリートのみ) |
DHI 女子予選 | |
DHI シニアエリート予選 | |
DHI 男子マスターズ | |
DHI 男子ジュニア | |
DHI 女子決勝 | |
DHI シニアエリート決勝 | |
※競技終了後、表彰式 |
※レース開始時間は、コミュニケでご確認ください。
※スケジュールは予定です。諸般の事情により変更される場合があります.
●注意事項
- 会場受付を必ず済ませ、ナンバープレートをMTBに装着してから公式練習へ
- 受付ではライセンスコントロールを実施します。JCFライセンス、JMA会員証を必ずお持ちください。また、受諾ハガキもお持ちください。
- 29インチ以下の競技に耐えうるMTBを使用し、自己の責任においてよく整備し、危険、不要な部品は外してください。
- 試走、競技中は、UCI、JCF競技規則に従って、ヘルメット、プロテクターを着用し、服装も規則の範囲内のものを着用してください
- 健康保険証は怪我に備え必ずご持参ください。
- お申込み完了後の参加費の返金は致しかねます。予めご了承ください。
●宿泊の予約・お問い合わせは
- 伊豆魅力(三力)プロジェクト
〒410-3213 静岡県伊豆市青羽根89(狩野ドーム内)
▶電話・FAX 0558-87-1951(平日朝10時~夕方5時まで)
▶Eメール miryoku@juno.ne.jp
皆さんへのメッセージ
2013年の全日本について
はじめにCSCでは初開催という事もありギリギリまで各方面との細部調整が必要だった為、大会詳細の発表が遅れてしまった事は誠にお詫びいたします。
ユースについてですが、廃止ではありません。今年は見送るということです。世界的に見てもスポーツが若年化し、強化面も若い選手を育てることに異論はありません。また少子化の中、いかに若年層を増やすか大きな課題と心得ています。昨年そのチャレンジで実施しましたが、残念ながら人数もおらず成立しないのが現実です。加えてコース設定にも違いがある中で今回のCSCは初めての大会で、WEBにも出しましたが近い未来に向けて日本のメッカ造りを控え、今年はジュニア以上の設定で行うことにしました。一方、協会としてはキッズ検定のような若年層の発掘はすでに開始しており、今年で12回を迎える全国小中学生MTB大会でユースも設定し、多くの参加者を集めています。JCFへもこの大会をユースを含めた若年層代表決定の公式大会としての位置づけを公認するよう働きかけており、当面こちらで精一杯の力を注いでおります。ちなみにこの小中大会は昨年で300名を越える参加者になりました。
また強化面では、ユース、ジュニア、U23に的を絞り、強化合宿を実施します。そして海外遠征なども視野に入れて今後、ここCSCを拠点として若いパワーが結果に結びつく活動をしてまいります。
また、全日本の予定ですが、3日間の開催は長短より、1年に一度の最高峰の大会でMTBの華と位置づけるDHIで終了するのは世界的に見ても特別なことではありません。むしろ都市型開催が世界の流れになっていて、このCSCのような一般の方が気楽に来ていただける施設で開催することは、何より観客を増やし、マスコミの発信力を高め、マウンテンバイクの魅力を広く伝える格好の話題作りとなるでしょう。選手・関係者のみなさんも全日本で一同に会し、互いの種目を観戦・応援するのも大切なファクターと思います。事情は重々承知しておりますが、こうした機会に志を共にする登録選手の場として見ていただければと思います。以前から課題となっているドーピングについてもドーピング機構から専門家に来ていただきセミナーを開催、また会場内ブースでも常時展示、説明することなど、普段はできない設定も用意しています。そうした場としてもご活用してもらいたいと願っています。
CSCで実施することは今年・単年のイベントではありません。今後の日本のMTBの未来を見据えて常設化し、冬の間もトレーニングはもちろん、大小の大会開催も可能にし、MTB再活性化の礎としていきたいと考えております。
マウンテンバイクの競技が始まって30年近く経つ中で、さらに活性し、人気を高め、少しでも多くの方の参加を得て、楽しくワクワクするマウンテンバイクをもう一度大きく花咲かせるために共に進んでいきたいと切に願うものです。どうぞご理解とご協力をお願いしたいと思います。