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山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



2010 UCI マウンテンバイク世界選手権大会 カナダ・モンサンタン 20100904
アメリカのワールドカップで調子をあげていた山本選手は、そのままカナダに入り世界選手権大会に挑戦しました。では、山本選手のレースレポートをどうぞ。


■今回は、カナダ・ケベック州 モンサンタンにて2010年マウンテンバイク世界選手権大会が9月4日に行われました。
世界一を決めるレース。普段のレースでは、それぞれが所属しているチームジャージで走るのだが、今回は、国の代表として、僕達は日本代表ジャージを着て走ったのだ。
今年は、前半シーズンに怪我や気持ちの面で崩れてしまい、なかなか思い描く様な日々を過ごす事が出来なかった。だが、そこから学ぶ事も多かったのが事実。今は、とても有り難い経験をさせてもらったと感謝しているくらいだ。今回のレースに向けて、4週間前から身体を作り上げていってベストな状態でレースに挑む準備が出来た。これは、毎週レースに参加している事から出来るコンディショニングだ。9月4日にベストを持って行く事に集中できる環境を与えてくれている事に感謝すると共に、これからも、理解をしてもらいたいと強く思う次第だ。

レース当日は、いつも通りの行動をして、とくに特別な事はしない様にした。唯一心がけていた事は、あまりインターネットをレース前にはしないって事くらいかな。頭の中をスッキリした状態で挑みたいから。色々な情報を見たくないって事かな。
で、3時間半前にはオリーブオイル&塩&パスタの最高の組み合わせで美味しく頂き、45分の昼寝をして、会場へ1時間半前に移動を開始した。天候は、曇り時々雨。路面状況は、マッドコンディションでは無いが、少し緩くなっている部分もある、事前にあった、女子レースの状況を聞いて、ドライタイヤをチョイス。コースは、とてもバランスの良いMTBコースって感じで、シングルトラック率が多くあり、抜かそうと思うと、かなりのパワーを必要とする事、あとは、数箇所で集中して下らないと転倒の恐れがあるテクニカル面も充実していた。レースは、スタートループ2周+6周で行われた。

スタート位置は、3列目だった。今までのレースでポイントを獲得していたお陰だ。
最高の位置だった。気持ちは、いつもよりハイになっている事を感じ取っていたし、興奮していた。でも、良い方向の緊張感だし、この日を待っていたとやる気に満ちていた。久しぶりに闘志が溢れてきた。スタート音と共に加速、良い反応で進み身体や自転車のぶつかり合いはあったものの、上手く流れに乗って進み第2コーナーへ、そこで先頭のすぐ後ろで落車発生。僕は、そこの後ろだったので巻き込まれずに、何とか押して交わす。
先頭とは差が開き変な感じだったが、後ろから勢い良くアブサロン選手が来て、僕を交わしていく、アブサロンも転倒したんだと思うと同時に良いポジションで走っていると確認できた。アブサロン選手には着いて行く事が出来なかったが、上手くペースを保ちレースを進ませる事が出来ていた。身体の動きも良い。スタートループ1周目が終わりスタートループ2周目へ、意外と混乱が無く、先頭集団は前に行ってしまっているし、後ろから追ってくるライダーも意外と居ないので、変な感じだった。でも、前にもっともっと。

天候が、雨が降ったり止んだりを繰り返していて路面状況が変化していったが、全て落ちついて対応できていた。スタートループ2周目を終え、ようやく本コースへ!!
残念な事に、周りに選手の集団が無い、いつもなら沢山ライダーが居るのだが、今回は、限られたナショナルメンバーの参加だから混雑が少なく感じた。1周目を終えて、数名に抜かれているが、パンクなどのトラブルで遅れているライダーも居るため順位は変化していなかったと思う。2周目、3周目に、スタートループの勢いが、止まってしまい苦しい場面が訪れていたが、日本チームの皆が応援とアドバイスをくれて、何とか大きなペースダウンにはならないでレースを進ませる。


4周目へ入る、もう後半だ。ここから前に前に気持ちを持って行く事が上位への分かれ道。
それを分かっているのだが、ペースを上げることは出来なかった、しかし無駄が無いミスの無いラインや走りが出来ている事を感じている、前には、数名見える。ラスト2周。
気持ちは、崩れない。1人のライダーと競ってレースが進んでいく。ラスト1周。
前に前に、自転車を進ませる事を考えて追い込んで走る。温かい声援が沢山聞こえる。
最後まで追い込む。大きなトラブル無く、力を出し切ってゴールラインを通過する事が出来た。思い描いていた事。清清しい気持ちでゴールラインを通過できたことに満足感を感じる。順位も28位と目標を達成できた。
やはり、もっと上位へ行く為には、やらなければ行けない事がある。でも、それを感じているし、時間が必要。今回の目標は達成出来たので、今は、嬉しい。
これからしていかなければいけ無い事。それは、日々感じて、日々成長。
このレースで感じた気持ちを、大切にして、僕、山本幸平として、どう生きるか。
今後の僕を、これからも期待して応援してもらいたいと思います。

ありがとう!!


2010 UCI Mountain Bike World Championships (CAN) 20100904
クロスカントリー(男子エリート)

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 ESP19780824 HERMIDA RAMOS ESP 1:52:26
2 CZE19850108 KULHAVY Jaroslav CZE +00:29
3 RSA19870916 STANDER Burry RSA +01:10
28 JPN19850820 YAMAMOTO Kohei JPN +10:18



バイク:ANCHOR XHM9 RS
フォーク:ROCKSHOX SID World Cup
ハンドル:Ritchey Super logic Carbon Low Rizer
ステム:OnebyESU ジェントル ステム 120mm 
シートポスト:OnebyESU ムンク シートポスト ブラック
ホイル:Shimano WH-M975
シューズ:Shimano SH-M310SE
ペダル:Shimano PD-M970
サングラス:Adidas Adivista
ヘルメット: OGK MOSTRO VIGOR
サプリメント:レース前 BCAAタブ10粒 Feタブ 2粒 Caタブ 2粒 SAVASウォーター, レース時 SAVASウォーター,レース後 SAVASアクアホエイプロテイン(アセロラ味)



●・大会公式サイト
男子エリート・リザルト
山本幸平
チームブリヂストン・アンカー 北海道出身 1985生まれ 2010全日本チャンピオン(男子エリート・クロスカントリー)


2010世界マウンテンバイク選手権大会 カナダ・モンサンタン 8/30-9/5

●ダウンヒル・男子エリート 9/5

このクラスには永田隼也が怪我で欠場のため青木卓也が唯一参加。難コースを走破して50位となった。優勝は、オーストラリアのサム・ヒルが2007世界選手権以来のタイトルを取った。

1:HILL Samuel AUS19850721 4:37.93
2:SMITH Steve CAN19891125 4:40.56
3:MINNAAR Greg RSA19811113 4:40.93
50:AOKI Takuya JPN19850318 5:10.57

リザルト
男子エリート

●ダウンヒル・女子エリート 9/5

日本からは期待される末政実緒、飯塚朋子が出場。飯塚は怪我でDNF、末政はタイムドセッションから順位を上げて、6位に入りました。

1:MOSELEY Tracy GBR19790412 5:17.47
2:JONNIER Sabrina FRA19810819 5:24.97
3:RAGOT Emmeline FRA19860527 5:28.11
6:SUEMASA Mio JPN19830401 5:30.26
DNF:IIZUKA Tomoko JPN19790522

リザルト
女子エリート

●ダウンヒル・男子ジュニア 9/5

男子ジュニアでは、清水一輝、井本はじめが出場し、35,37位となりました。

1:BROSNAN Troy AUS19930713 4:50.71
2:MULALLY Neko USA19930219 4:50.77
3:BUCHANAN Lewis GBR19930927 4:59.76
35:SHIMIZU Kazuki JPN19920426 5:30.41
37:IMOTO Hajime JPN19920607 5:30.99

リザルト
男子ジュニア

●関連サイト
大会公式サイト
国際自転車競技連合サイト(UCI)http://www.uci.ch/
日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp


2010世界マウンテンバイク選手権大会 カナダ・モンサンタン 8/30-9/5

●クロスカントリー・男子エリート 9/4

このクラスには、日本代表として、山本幸平、平野星矢、松本駿、武井亨介、斎藤亮が参加。スタートループ(1周目のみ一部別コース)+6周の33kmで行われました。
優勝はスペインのアルメダで、アテネ・オリンピック銀メダルのベテラン。
日本勢では山本幸平が同一周回で28位となりました。

1:HERMIDA RAMOS José Antonio ESP19780824 1:52:26
2:KULHAVY Jaroslav CZE19850108 +00:29
3:STANDER Burry RSA19870916 +01:10
28:YAMAMOTO Kohei JPN19850820 +10:18
71:HIRANO Seiya JPN19870515 -3LAP
72:TAKEI Kyosuke JPN19781106 -3LAP
73:MATSUMOTO Shun JPN19760602 -3LAP
76:SAITO Ryo JPN19800930 -3LAP

リザルト
スタートリスト

●クロスカントリー 女子エリート 9/4

日本からは、片山梨絵が参加。スタートルーオウ1周+5周の26kmで競われました。
北京オリンピック2位のポーランド、ウォズゾフスカが優勝。片山は途中ペースをあげたが24位という結果。

1:WLOSZCZOWSKA Maja POL19831109 1:48:21
2:KALENTIEVA Irina RUS19771110 +00:48
3:KOERBER Willow USA19771212 +00:52
24:KATAYAMA Rie JPN19790913 +10:39

リザルト
スタートリスト

●ダウンヒル 9/5

2日に行われたタイムドセッションでは、末政が8位、飯塚朋子が22位。
同じく男子エリートでは、青木卓也が49位、男子ジュニアでは、井本はじめが16位、清水一輝が27位という走り。
最終日となる9月5日(日)はダウンヒルが行われます。直前のワールドカップ・アメリカ大会で調子をあげてきた末政実緒選手(女子エリート)が期待されます。

タイムドセッション 9/2
男子エリート
女子エリート
男子ジュニア

●関連サイト
大会公式サイト
国際自転車競技連合サイト(UCI)http://www.uci.ch/
日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

末政実緒 | 世界一を目指して

バイクトライアルの世界選手権で優勝。その後マウンテンバイクのダウンヒルにチャレンジ。国内、アジアのタイトルの他、2001年にはジュニア世界選手権で優勝、脚光をあびて以来UCIワールドカップにもフル転戦。トップライダーとして常に注目されています。
このコーナーでは末政選手のレポートでダウンヒル・レースシーンを追いかけます。




2010 UCI ワールドカップ ダウンヒル第5戦( アメリカ・ウインダム 20100826-29)

カナダで行われる世界選手権大会を前に、ワールドカップの最終戦であるアメリカ大会参加で北米に渡った末政実緒(兵庫/Team FUNFANCY/INTENSE)選手。会場はニューヨークの北側、カナダよりの場所です。ではレポートをどうぞ。

***末政実緒 レースレポート***
大会名:UCI MOUNTAIN BIKE WORLD CUP#5 Final
開催地:アメリカ・ウインダム
開催日:2010年8月26-29日
順位:4位
バイク:INTENSE 95
コース:距離1900m、標高差380m

ワールドカップはヨーロッパから北米に移り、アメリカ東部のウィンダムで最終戦を迎えました。
ニューヨーク州にあるウィンダムはニューヨークシティまで3時間ほどと近く、ニューヨーカーにとっての軽井沢のようなリゾート地だそうです。

山が大きくないのでコースの全長は1.9kmと短く、斜度もヨーロッパのコースに比べると急ではないものの、シングルトラックメインのコースにはロックセクションなど上から下まで岩がたくさんあり、スピードを出して行くと転倒しやすくなかなか手強いコースでした。
そして、所々にドロップオフやジャンプがあり、中盤にはかなり大きな道越えジャンプもあり、北米の雰囲気がするコースでした。
今回の旅は少し過密スケジュールだったため、北米到着後翌日にはコースウォーキング、その翌日には試走が始まり慌ただしくなってしまいましたが、日が経つ事に徐々に落ち着きを取り戻していきました。

<予選>
試走1日目は数日前に降り続いた雨の影響で路面がかなり滑りやすくなっていましたが、天気は日に日に良くなっていきコースも見る見るうちに乾いてきました。
そして、予選が始まる頃にはほとんど乾いていたので、練習よりもスピードが出やすくなっていました。
コースが乾いては知りやすくなったものの、試走でコースを覚えきれていなかったせいかあまり勢いよく行く事が出来ず、それがタイムにひびき11位で予選を終えました。

*予選結果*
1. MOSELEY Tracy
2. RAGOT Emmeline
3. NICOLE Myriam
4. ATHERTON Rachel
5. JONNIER Sabrina
11. SUEMASA Mio

<決勝>
予選が終わりもう一日試走時間があったので、コースをしっかり覚えそして何カ所かジャンプをクリアする事にしました。
2つ飛ぼうか飛ばないか迷っているジャンプがあり、1つ目のシングルトラックに入るジャンプは飛ぶ事が出来たのですが、一番大きな道越えジャンプが飛べず決勝日に持ち越しとなりました。
決勝日、朝の試走で道越えをチェックし飛べると信じて思い切って行ってみました。着地まで遠くて飛びながらドキッとしましたが、きっちり飛ぶ事が出来たのでもやっとしたものがなくなりスッキリとした気分で決勝に挑む事が出来ました。
ここのコースは短いのでワンミスがかなり響くので、ちょっと慎重になってしまったセクションもありましたが、予選に比べ勢い良く行く事が出来、課題だったジャンプ2つも上手くいき、4位で決勝を終えました。

1. ATHERTON Rachel
2. RAGOT Emmeline
3. MOSELEY Tracy
4. SUEMASA Mio
5. PUGIN Florian


ワールドカップ最終戦でしたが、今季最高位で今季初の表彰台に乗る事が出来てとても嬉しかったです。
そして何より、初日には飛ぶことすら考えられなかった道越えジャンプにチャレンジして、そして飛ぶ事が出来たのでまた一つ可能性が広がり、自信もついてとても嬉しかったです。
無理だと思っていても、行こうという気持ちと勇気さえあれば行ける。これをしっかり覚えておきたいと思います。

次はいよいよ年に一度の世界選手権がカナダで開催されます。
今回の良い波に乗り続けて世界戦も頑張りたいと思います!

ワールドカップ応援ありがとうございました。

Team FUNFANCY/INTENSE
末政実緒

FUNFANCY
RINGOROAD
OAKLEY
FOX Racing Shox
ALEXRIMS
SDG
REV5

Freecaster
ワールドカップ/ウインダム大会WEBサイト
末政実緒さんのホームページ


2010世界マウンテンバイク選手権大会 カナダ・モンサンタン 8/30-9/5

●クロスカントリー・リレー 9/1

4名で1周づつリレーしていく競技、日本は武井亨介、竹之内悠、片山梨絵、山本兆の順に出走。途中10今で上がり健闘しました。

1:スイス 1:06:00
2:ドイツ 1:06:18
3:チェコ 1:06:41
14:日本 1:14:12

リザルト

●クロスカントリー 女子ジュニア 9/1

日本からは、ユース・オリンピックからの帰国後すぐにカナダに出発した岩出愛美が出場しました。総距離は、16.8km。
トップ10までは、ほぼよーろっぱの国々が独占、唯一開催国のかなだが10位に入りました。岩出は23位。

1:FERRAND PREVOT Pauline FRA19920210 1:20:33
2:BELOMOYNA Yana UKR19921102 +00:47
3:GROBERT Helen GER19920411 +01:21
23:IWADE Manami JPN19931224 -1LAP

リザルト

●クロスカントリー 男子ジュニア 9/3

男子ジュニアには、山本兆がこれもユース・オリンピックと連続で、26kmの競技に出場。
1 Start Loop, 5 Laps – Distance: 26.0 km – Average Speed: 16.61 km/h
1:VAN DER HEIJDEN Michiel NED19920103 1:33:54
2:TRARIEUX Julien FRA19920819 +01:48
3:SCHELB Julian GER19921120 +02:14
65:YAMAMOTO Idomu JPN19920203 -2LAP

リザルト

●クロスカントリー 男子U23

23才未満のエリート競技者のクラスではスイスの選手が表彰台を独占。日本の竹之内悠は46位、合田啓祐は58位。距離30.6km

1:FLÜCKIGER Mathias SUI19880927 1:45:15
2:LITSCHER Thomas SUI19890514 +00:30
3:GALLATI Patrik SUI19880401 +01:04
46:TAKENOUCHI Yu JPN19880901 -1LAP
58:GODA Keisuke JPN19900727 -4LAP

リザルト

現地9/4には、いよいよクロスカントリー、女子エリート(片山梨絵)男子エリート(山本幸平/平野星矢/松本駿/武井亨介/斎藤亮)が行われます。

・男子エリート スタートリスト
・女子エリート スタートリスト

●関連サイト
大会公式サイト
国際自転車競技連合サイト(UCI)http://www.uci.ch/
日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



2010 UCI ワールドカップ クロスカントリー第6戦 アメリカ・ウインダム 20100828-29
ヨーロッパでロードレースなどをこなした後、アメリカのワールドカップで北米入り、この後もカナダで世界選手権大会と続きます。ではワールドカップ最終戦アメリカ、山本選手のレースレポートをどうぞ。


■今回のレースは、ゼッケン57番。ワールドカップ最終戦なので、しっかりとワールドカップランキングを上げる事と世界ランキングを上げる事が、大きな意味を持つレースでした。スタートは、6列目だろうか。アメリカらしくスタート前には国歌が流れて静まり返る。いつもより、何か静かさを感じた。僕の心は、準備できていた。最後まで諦めないで走る。

スタートは14:30、1周約5KMを6周回で争う。コースは、大きな登りを登って行き、高速な下りセクションへ入る、何ともシンプルだが、その中には、気を緩める事の出来ない岩セクションが無数にあり、身体の軸を常に意識しておかないとパンクなどのトラブルが簡単に起こってしまうコースだった。実際にパンク率が高かったレースでもある。

スタートは、スムーズに行く、もう少し前に行きたいが囲まれてしまい前にいけず進む。左側では落車が発生している、何とか交わしていく、開けた所で前に行こうとするが、身体からの溢れるパワーを発揮できないで進んでしまう、良くない事。スタートで遅れてしまうと、やはり前に詰ってしまい押すことになってしまった。悔しいが、切り替える。ここから行こう!!と前向きに進んでいく。1周目は、アッと言う間に終わり、2周目に入る。



ここから自分のペースで登る事が出来たので、ペースが良くなってきた。前の集団に追いつこうと上手く自転車を進ませる。良いリズムになってきている。ここからここからと、しっかりとペダリングに力を入れて進ませる事が出来ている。3周目、後退してくるライダーが出来来たが、後ろから勢い良く追いついてくるライダーも居る。それぞれの調子があるのだ。僕も、少しずつではあるが前に上がる事が出来ている。4周目5周目は、後半に差し掛かり、身体は、結構疲れてきているのを感じた、バランスを取らないといけない下りで、疲れてきているので、上手くスムーズに走れて居ないのを感じる、集中しようね。と言い聞かす。アメリカらしい応援も聞こえつつレースは、ラストラップへ入る。さぁ~力を出すのだよ!と、もう一度切り替えるが、足が攣っている。結構足が疲労していて、参った。登りは、最大の集中までとは行かないものの、うまく走れて、ラストの下りへ、下りは、トラブルを避けて慎重気味で進み。ワールドカップフャイナルが終了した。


37位。順位的には2番目に良い成績でゴールした。今回は、無事にゴール出来た事が、何か清清しい気分になれた。
ここ、Windhamに来て、何か、素直に過ごせて、感じ取れている。5感が、蘇ってきている。それは、色んな条件が揃ったって言う意味でもある、今回は、Windham在住のホンゲファミリーへステイさせてもらった。そこから、色々と学ぶ事があったのも事実。
僕が、やらなければいけ無い事。それを、素直に引き出してくれた気がする。
最高の先頭モードまでは、精神を持って行く事は出来なかったが、今週行われる世界選手権大会で、それを行う為に、今から気持ちを作っていきます。このレースで感じた感触を今週には爆発させて、猛牛となり暴れてきます!!
良いビックウエーブが来ています。

ありがとう。



2010 UCI Mountain Bike World Cup Windhum(USA) 20100829
クロスカントリー(男子エリート)

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 CZE19850108 KULHAVY Jaroslav CZE RBS 1:39:28
2 SUI19860513 SCHURTER Nino SUI SSR +00:14
3 SUI19820218 VOGEL Florian SUI SSR +00:15
37 JPN19850820 YAMAMOTO Kohei JPN +10:08



バイク:ANCHOR XHM9 RS
フォーク:ROCKSHOX SID World Cup
ハンドル:Ritchey Super logic Carbon Low Rizer
ステム:OnebyESU ジェントル ステム 120mm
シートポスト:OnebyESU ムンク シートポスト ブラック
ホイル:Shimano WH-M975
シューズ:Shimano SH-M310SE
ペダル:Shimano PD-M970
サングラス:Adidas Adivista
ヘルメット: OGK MOSTRO VIGOR
サプリメント:レース前 BCAAタブ10粒 Feタブ 2粒 Caタブ 2粒 SAVASウォーター, レース時 SAVASウォーター,レース後 SAVASアクアホエイプロテイン(アセロラ味)



UCIワールドカップ/ウインダム大会WEBサイト
山本幸平
チームブリヂストン・アンカー 北海道出身 1985生まれ 2010全日本チャンピオン(男子エリート・クロスカントリー)


2010世界マウンテンバイク選手権大会 カナダ・モンサンタン 8/30-9/5

ワールドカップの開催地として、ウインターリゾートとしても有名なカナダのモンサンタンで行われる世界選手権大会は、今回37ヶ国、629名が、各種目、各カテゴリーに参加します。
モンサンタンは、カナダの東側に位置していて、ケベック市の北側にあります。
日本選手団は8月29日に日本を出発、ワールドカップ・アメリカ大会参加組と合流し、トレーニングが開始されています。最初の決勝種目となるのは、クロスカントリー・リレーです。

●主な、日程、参加予定日本代表選手は次のとおりです。
8/30
開会式 ケベック市
9/1
クロスカントリー・チーム・リレー(日本)
クロスカントリー・女子ジュニア(岩出愛未)
9/2
クロスカントリー・女子U23
9/3
クロスカントリー・男子ジュニア(山本兆)
クロスカントリー・男子U23(竹之内悠/合田啓祐)
4クロス
9/4
クロスカントリー・女子エリート(片山梨絵)
クロスカントリー・男子エリート(山本幸平/平野星矢/松本駿/武井亨介/斎藤亮)
9/5
ダウンヒル
女子ジュニア
男子ジュニア(井本はじめ/清水一輝)
女子エリート(末政実緒/飯塚朋子)
男子エリート(青木卓也)
閉会式

●インターネットサイトでも次のように配信を予定しています。
Internet (Live) Broadcast:World-wide
www.freecaster.tv
Sat, Sept. 4, 2010  4X live
Sat, Sept. 4, 2010  XCO Women live
Sat, Sept. 4, 2010  XCO Men live
Sun, Sept 5, 2010  DHI Women & Men live

●関連サイト
大会公式サイト
国際自転車競技連合サイト(UCI)http://www.uci.ch/
日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

*参加予定の永田隼也選手は負傷のため欠場

第1回ユースオリンピック競技大会

ユースオリンピック(Youth Olympic Games)は、2007 年に国際オリンピック委員会が提案した、青少年向けのオリンピックで4年ごとの開催。今回の大会では、205の国と地域の参加が予定され、26競技が実施されほか、競技以外に文化教育プログラムも盛り込まれ、この第1回大会が、シンガポールで開催されています。


8月22日には、自転車競技の最終種目が行われました。午前中に行われた女子ロード・タイムトアライアルには岩出愛未(愛知・県立瀬戸北高校)が出場し20位。

午後には男子のロードレースが行われ、長瀬幸治(埼玉・栄北高校)、長迫吉拓(岡山・Un Authorized)、山本兆(北海道・ダンガリー)の3名が出場。距離は1周9.6kmのコースを5周=48km
距離的には短いこともあって序盤から落車が多発し、残念ながら長迫が巻き込まれてしまいました。

長瀬と山本はメイン集団に残ったまま周回を重ね、長瀬はアタックを試みましたが、ベルギーが数秒差で逃げ切って優勝。続く大集団で長瀬と山本もゴール、21位と26位でした。

自転車競技最終日の結果を受け、日本は16位。アジア地区最上位と健闘しました。
大会では、引きつづき文化・教育プログラムなどもあり、選手団は閉会式後に帰国予定です。


女子タイムトライアル JUNIOR WOMEN’S TIME TRIAL 22 AUG 2010

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 SUI INDERGAND Linda SUI 3:18.00
2 CZE KALASOVA Karolina CZE 3:23.87
3 MEX DREXEL Ingrid MEX 3:25.37
20 JPN IWADE Manami JPN 3:42.29




男子ロードレース JUNIOR MEN’S ROAD RACE 22 AUG 2010

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 BEL VALLEE Boris BEL 1:05:42
2 POR FERREIRA REIS Rafael POR 1:05:44
3 ITA MARINI Nicolas ITA 1:05:44
21 JPN NAGASE Koji JPN 1:05:44
26 JPN YAMAMOTO Idomu JPN 1:05:44
DNF JPN NAGASAKO Yoshitaku JPN



自転車競技 総合チーム順位(参加32ヶ国)After 7 of 7 competitions
1 コロンビア Colombia 154
2 イタリア Italy 171
3 オランダ Netherlands 191
4 ベルギー Belgium 197
5 スイス Switzerland 206
6 メキシコ Mexico 221
7 デンマーク Denmark 231
8 チェコ Czech Republic 243
9 ポルトガル Portugal 260
10 チリ Chile 262
11 オーストラリア Australia 280
12 ポーランド Poland 284
13 ブラジル Brazil 293
14 南アフリカ South Africa 296
15 スロベニアア Slovenia 301
16 日本 Japan 304
17 カザフスタン Kazakhstan 305
18 ラトビア Latvia 305
19 カナダ Canada 307
20 ニュージーランド New Zealand 310
21 アルゼンチン Argentina 322
22 スペイン Spain 323
23 キプロス Cyprus 331
24 インドネシア Indonesia 335
25 タイ Thailand 337
26 ベラルーシ Belarus 341
27 セルビア Serbia 355
28 ボリビア Bolivia 357
29 シンガポール Singapore 358
30 ハンガリー Hungary 358
31 ジンバブエ Zimbabwe 366
32 エリトリア Eritrea 406

リザルト(CYCLING)

*自転車競技では、各国代表チーム単位で、マウンテンバイク、BMX、ロードの総合で競われます。

●関連サイト
大会公式サイト:http://www.singapore2010.sg/

日本オリンピック委員会(JOC):http://www.joc.or.jp/

国際自転車競技連合サイト(UCI Youth Olympic Games ページ)

http://www.uci.ch/templates/UCI/UCI5/layout.asp?MenuId=MTU3NDg&LangId=1


日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

第1回ユースオリンピック競技大会

ユースオリンピック(Youth Olympic Games)は、2007 年に国際オリンピック委員会が提案した、青少年向けのオリンピックで4年ごとの開催。今回の大会では、205の国と地域の参加が予定され、26競技が実施されほか、競技以外に文化教育プログラムも盛り込まれ、この第1回大会が、シンガポールで開催されています。


8月18日は男子のロード・タイムトライアルが行われ、長瀬幸治が出場、距離は3kmと短めのものでしたが15位に食い込みました。

男子タイムトライアル JUNIOR MEN’S TIME TRIAL 18 AUG 2010
Race distance: 3.2 km – 1 lap

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 POR FERREIRA REIS Rafael POR 3:56.64
2 AUS McCARTHY Jay AUS 3:59.63
3 DEN ANDERSEN Michael DEN 4:00.40
15 JPN NAGASE Koji JPN 4:14.07


8月19日にはBMXが行われ男子は長迫吉拓が予選を7位、続く準々決勝、準決勝と勝ち上がり、決勝に進出。決勝では果敢に攻めて5位となり、見事種目別の入賞を果たしました。
女子は岩出愛未が出場。準々決勝を勝ち上がりましたが、準決勝では8人スタートで上位4名上がりで5位となり、残念ながら決勝進出を逃しましたが総合で10位となりました。
岩出はマウンテンバイクからの選手で、春の合宿から今日までの短い期間で決勝に残れるほどの実力をつけたことは評価されています。

19日の結果を受け、日本はチーム総合で現在12位に位置しています。
22日には自転車競技の最終日、女子ロード・タイムトライアル、男子ロードレースが行われますが、この結果によってはチーム8位入賞も圏内と期待されています。

男子BMX JUNIOR MEN’S BMX 19 AUG 2010

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 COL OQUENDO David COL 30.965
2 NED van GENDT Twan NED 31.473
3 DEN LAUSTSEN Niklas Laustsen DEN 31.743
5 JPN NAGASAKO Yoshitaku JPN 31.938



女子BMX JUNIOR WOMEN’S BMX 19 AUG 2010

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 BRA PEREZ Mayara BRA 35.698
2 AUS DELLAR Kirsten AUS 36.133
3 NED HEREIJGERS Maartje NED 36.457
10 JPN IWADE Manami JPN 43.916



自転車競技 総合チーム順位(参加32ヶ国/ 7種目中5種目終了後順位) After 5 of 7 competitions
1 コロンビア 94
2 オランダ 121
3 デンマーク 124
4 イタリア 138
5 ベルギー 161
6 スイス 165
7 チェコ 171
8 オーストラリア 175
9 ポーランド 177
10 ブラジル 181
11 チリ 191
12 日本 192

リザルト(CYCLING)

*自転車競技では、各国代表チーム単位で、マウンテンバイク、BMX、ロードの総合で競われます。

●関連サイト
大会公式サイト:http://www.singapore2010.sg/

日本オリンピック委員会(JOC):http://www.joc.or.jp/

国際自転車競技連合サイト(UCI Youth Olympic Games ページ)

http://www.uci.ch/templates/UCI/UCI5/layout.asp?MenuId=MTU3NDg&LangId=1


日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



ISD CUP ウクライナ 20100815
山本選手はウクライナでのUCIクラス1レースに出場して2位でフィニッシュ。この勢いで8/29にはワールドカップ最終戦アメリカラウンドへ向かいます。では、ウクライナ大会の山本選手のレースレポートをどうぞ。


ISD CUP 2010■今回は、ウクライナのドネツクシティーでUCIカテゴリー1クラスのレースに参加して来ました。フランスからは、飛行機移動でも移動含め約8時間移動。近くない遠征だった。
ウクライナのイメージは、正直あまり知らない為、イメージが湧かなかった。
が、実際に足を運んでみると、なかなか良い国ではないか。暮らす環境的には厳しいのはある。冬は-20度は、普通で-30度を下回る日もあると言っていた、で、夏はと言うと40度越える日がある。しかも日本と同じ湿り気のある空気。辛い。
が、今回行っただけで感じたことだが、夏は、皆夜に街を歩いたりしていて、涼しくなってきた時に外に出て、色々と工夫して過ごしているみたい。
で、街を歩くと、女性の美しさに驚かされた。本当にモデル系の女性ばかりだった。なぜ、こんなにも多くいるの?!って、訳が分からないくらい沢山の美女。参った。

で、レースレポート。

土曜日には、ナショナルレースとして、ショートコースにてレースが開催された。
僕も、今回は、ISDの招待選手として参加している為、出場して走りを見せた。
意外と長くて1時間30分を良いペースで走りきった。が、体の調子、使い方が上手く行っている事を感じ取れていたので、もの凄く気持ちよく走り終える事が出来たレースだった。結果は4位と振るわなかったが、これは、これで。
で、大切なUCIレース。日曜日に開催されました。
こちらは、約5,5KMを7周回した。スタートループ2周を含めて走った。
コースは、前半区間に、3つの激登り区間があり、それ以外は、フラットで高速。
後半に1つの激登りがあり、それ以外は、踏み踏みのコースで、休む事が出来ない大きなシクロクロスレースみたいだった。
世界ランキング順で呼ばれるため、僕が一番コール。(現在8月7日付け32位)気合十分でスタートした。初めのスタートループは焦らず、3番手で様子見をしてシングルトラックに入る所で皆前に行きたがるが、ポジションをキープしたまま3番手で前半区間の激登り区間へ入っていった。ここでは、押し区間もあるから前に居ないといけない場面だった、だから、皆ポジション争いが激しかったのだ。僕は、冷静になってレースを進めていった。
後半の区間で2番手で走り呼吸を整えて走った。1周目終了で、4人パック。
ウクライナ2人ロシア1人僕だ。ここで感じた。
ロシアとウクライナは、仲が良いって事。言葉も通じ合うって事。完全にアウェイだった。
2周目は、様子見をするために集団で走り、3周目にアタックすると決めていたので、待機した。3周目。思い描いていた所で渾身のアタック。これに反応できたのはロシアのANTON(優勝したロシア人)ここまで一回も前を引いていなかった彼。ハイスピードで走っていたにも関わらず、そこから勢い良くアタックを掛けられて、これには参った。何とか半周掛けて追いつき2人でペースを安定させて進む。4周目は、僕が引いて安定させて進んだ。が、後ろからウクライナの1人が追いついてきた。今思えば、ここが敗因だったかな。
完全にアウェイなレース展開の始まり、そのままロシア人と2人行けば、ペースを安定していけたが、今は、3人。ロシアとウクライナの彼らは、僕が先頭を引くと付いてきて、僕が先頭を引かなくなるとペースが激落ち。全く前を引かないって思っていると、一気にペースを上げて、僕を引きちぎろうとする。全く協力体制が無い状況だった。5周目にロシア人がアッタクして、これで僕とロシア人の2人の争いになった。が、この状況で走っていた僕の身体は、回復ができていなかった。一杯になってしまい、6周目の前半でペースアップしたANTONから遅れてしまった。ラスト2周。ここからも、追いつくためにペースを僕なりに保って、進んでいった。追いつけるかどうか?!ラスト周回へ入る。前を見ると姿を見えるが、距離がある。が、世界選手権の為だと思い。身体にムチを入れて追い込む。
が、しかし、ここでも、アウェイを感じた。先導していたオートバイが、何故か僕の前に入ってきたのだ。しかも完全にペースを落として、僕を妨げてくるのだ、これには、参ったよ。大声で叫び、なんとか前に行ってもらったが、もの凄い砂煙の中、走った。
これには、少し苛立ちを感じたが、まァ、これもレース。地元選手が活躍しないとって感じの雰囲気だもんね。でも、僕もしっかり最後まで走って、ゴールできた。
2位。


結果は、優勝できなかったけど、アウェイの環境の中自分にも負けずにペダルを踏み続けることが出来たレース。久しぶりに清清しい、レースって良いな~って思えたレースだった。レース中は、やはりアウェイな環境だったが、レースが終わると、それはそれで。と割り切る事が出来ている。僕の事を、しっかりとスポンサーしている方たちは、認めてくれた。ここ、ウクライナで、山本幸平、日本人って言う走りを見せる事が出来て、嬉しく思った、聞いた話ではあるが、ここでは、ドーピングしても、それが??って感じだそう。
もちろんレース後のコントロール検査も無かった。
こんなにも違う環境の中、僕は、日本人として、しっかりと正々堂々と走りきった。
そして、認められた走りをした。
これだけでも、ここウクライナまで来て良かったと思った。
もちろんUCIポイント40ポイント獲得出来た事も嬉しい。

色々感じ取れた、本当に充実したウクライナ遠征でした。
ありがとう。

ISD Cup 2010 (UKR) 20100815
クロスカントリー(男子)

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 RUS19840808 Anton GOGOLEV RUS 1:38.29
2 JPN19850820 Kohei YAMAMOTO JPN 1:39.21
3 UKR19820116 Oleksandr GERASHCHENKO UKR 1:40.15





バイク:ANCHOR XHM9 RS
フォーク:ROCKSHOX SID World Cup
ハンドル:Ritchey Super logic Carbon Low Rizer
ステム:OnebyESU ジェントル ステム 120mm 
シートポスト:OnebyESU ムンク シートポスト ブラック
ホイル:Shimano WH-M975
シューズ:Shimano SH-M310SE
ペダル:Shimano PD-M970
サングラス:Adidas Adivista
ヘルメット: OGK MOSTRO VIGOR
サプリメント:レース前 BCAAタブ10粒 Feタブ 2粒 Caタブ 2粒 SAVASウォーター, レース時 SAVASウォーター,レース後 SAVASアクアホエイプロテイン(アセロラ味)



ISD CUP大会WEBサイト
山本幸平
チームブリヂストン・アンカー 北海道出身 1985生まれ 2008全日本チャンピオン(男子エリート・クロスカントリー)

第1回ユースオリンピック競技大会

ユースオリンピック(Youth Olympic Games)は、2007 年に国際オリンピック委員会が提案した、青少年向けのオリンピックで4年ごとの開催。今回の大会では、205の国と地域の参加が予定され、26競技が実施されほか、競技以外に文化教育プログラムも盛り込まれ、この第1回大会が、シンガポールで開催されています。


開会式が終了後、17日には男女クロスカントリーが開催。
女子は3.1kmのコースを5周でおこなわれ、岩出愛未(愛知・県立瀬戸北高校)が11位と健闘いたしました。男子も同じコースを7周、21.7km、山本兆が19位でした。
男女クロスカントリー終了後の日本の順位は、17位(104points)、1位はイタリア(22points)/ポイントの少ない方が上位。
18日は男子のロード・タイムトライアル、19日にはBMX、22日には女子ロード・タイムトライアルと男子ロードレース(マスドスタート)がおこなわれます。

クロスカントリー(男子) Race distance: 21.7 km – 7 laps (3.1 km)

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 COL BOTERO Jhonnatan COL 58:42
2 ITA RIGHETTINI Andrea ITA 59:29
3 BEL SWEECK Laurens BEL 1:00:01
19 JPN YAMAMOTO Idomu JPN 1:05:14


クロスカントリー(女子) Race distance: 15.5 km – 5 laps (3.1 km)

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 CZE KALASOVA Karolina CZE 46:58
2 SUI INDERGAND Linda SUI 47:06
3 CAN LAFORGE Kristina CAN 49:22
11 JPN IWADE Manami JPN 54:19



自転車競技 チーム順位(2種目終了後)
1 イタリア 22
2 コロンビア 41
3 ポーランド 43
17 日本 104

リザルト(CYCLING 17日)

*自転車競技では、各国代表チーム単位で、マウンテンバイク、BMX、ロードの総合で競われます。

●関連サイト
大会公式サイト:http://www.singapore2010.sg/

日本オリンピック委員会(JOC):http://www.joc.or.jp/

国際自転車競技連合サイト(UCI Youth Olympic Games ページ)

http://www.uci.ch/templates/UCI/UCI5/layout.asp?MenuId=MTU3NDg&LangId=1


日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



2010 UCI ワールドカップ クロスカントリー第5戦 イタリア・バルデソーレ 20100731-0801
全日本選手権のあと、スイスでワールドカップを走った山本選手。イタリア連戦の山本選手のレースレポートをどうぞ。


■今回は、イタリアのVal di soleと言う地域でワールドカップが開催されました。
天候は、晴れ。気温30度近くあり、日差しが強くて体力を消耗しやすい条件でした。
コースは、2年前の世界選手権が開催された時と少し変わり、短いアップダウンの繰り返しが激しく、なおかつ、斜度が急なので踏み倒す力が無いと前に進まないコースでした。
スタートは14:30.ワールドカップを転戦して行く事でスタート位置が、前になっていくので嬉しい。5列目くらいにならんでいただろう。スタートは、上手く行き、加速していく、乾燥した路面からは、もの凄い砂ホコリが舞い上がり、前が見えにくい状況だが、レースは進む。スタートループを50番で通過して、ここからが踏み所なのだが、踏み倒せない。ワットが上がらないので、スピードを上げて自転車を進ませる事が出来ないで進む。後退していっているのが分かるが、加速できない。明らかに、周りよりもペダリングに力が入っていないのが、わかってしまう。あー!!今を大事にしないといけないのだと、思い返す。今、この今。自転車を進ませて、苦しまないと、扉は開かないと言い聞かせる。が、今日は、身体のエンジンが全快に回りきらなかった。心臓が痛みを感じ。心拍を高い位置でキープできない走り。心肺機能がお疲れモードだと感じた。
周回を重ねていくが、上手い事、良いリズムで走れていない、しかし、今年の良い所は、決して諦める事はしない根性が芯にあること。
これは、僕自身でも嬉しい事。折れない心を持って、レースに挑めていることが、次に繋がると思う。毎週レースをして、コンディションが高められない日もある。
開き直りと言うか、今日は、こんな日だったのだと。
悪い意味に聞こえてしまうかも知れませんが、今回のレースは、これでよかったといえる様に、今後をどうするか?にして、良い出来事だったと言える様に、過ごして行く事が、今は大事だと感じている。レースは、スタートのスピードには対応できているが、その後の踏み返す場面で周りよりも踏めないので、順位を落としていっているのが感じた。その部分の繰り返しで、踏める人が前に行けて、踏めない人が後退していくのがワールドカップ。常にエンジンを全快で走れるメンタルと身体のバランスをもっと、コンディションニング勉強をして、調子を持って行ける様にして行かなければならないと感じた。

全日本選手権からの、移動とレースの日々だったが、これは、今後の選手生活に役立つ遠征でした。3日間の休養を取り、しっかり、身体を整えて、8月後半のワールドカップ最終戦のアメリカ&9月4日の世界選手権大会カナダに向けて、練習を開始いたします。

2010 UCI Mountain Bike World Cup Val di Sole(ITA) 20100801
クロスカントリー(男子エリート)

Pos UCI Nom Prénom Nat Team Time
1 SUI19860513 SCHURTER Nino SUI SSR 1:44:09
2 FRA19800816 ABSALON Julien FRA ORB +00:04
3 SUI19820218 VOGEL Florian SUI SSR +00:20
70 JPN19850820 YAMAMOTO Kohei JPN +13:22



写真:HOSHI YOSHIDA


バイク:ANCHOR XHM9 RS
フォーク:ROCKSHOX SID World Cup
ハンドル:Ritchey Super logic Carbon Low Rizer
ステム:OnebyESU ジェントル ステム 120mm 
シートポスト:OnebyESU ムンク シートポスト ブラック
ホイル:Shimano WH-M975
シューズ:Shimano SH-M310SE
ペダル:Shimano PD-M970
サングラス:Adidas Adivista
ヘルメット: OGK MOSTRO VIGOR
サプリメント:レース前 BCAAタブ10粒 Feタブ 2粒 Caタブ 2粒 SAVASウォーター, レース時 SAVASウォーター,レース後 SAVASアクアホエイプロテイン(アセロラ味)




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UCIワールドカップ/ヴァルデソーレ大会WEBサイト
山本幸平
チームブリヂストン・アンカー 北海道出身 1985生まれ 2008全日本チャンピオン(男子エリート・クロスカントリー)

山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



2010 UCI ワールドカップ クロスカントリー第4戦 スイス・シャンペリー 20100724-25
全日本選手権大会(2010年7月19日/長野県冨士見パノラマリゾート)を連覇で飾り、さっそくスイス・シャンペリーに移動してレース参戦した山本選手のレポートをどうぞ。

末政実緒 | 世界一を目指して

バイクトライアルの世界選手権で優勝。その後マウンテンバイクのダウンヒルにチャレンジ。国内、アジアのタイトルの他、2001年にはジュニア世界選手権で優勝、脚光をあびて以来UCIワールドカップにもフル転戦。トップライダーとして常に注目されています。
このコーナーでは末政選手のレポートでダウンヒル・レースシーンを追いかけます。




2010 UCI ワールドカップ ダウンヒル第4戦( スイス・シャンペリー 20100724-25)

末政実緒 | 世界一を目指して

バイクトライアルの世界選手権で優勝。その後マウンテンバイクのダウンヒルにチャレンジ。国内、アジアのタイトルの他、2001年にはジュニア世界選手権で優勝、脚光をあびて以来UCIワールドカップにもフル転戦。トップライダーとして常に注目されています。
このコーナーでは末政選手のレポートでダウンヒル・レースシーンを追いかけます。




2010jcs_logo


第23回全日本マウンテンバイク選手権大会(長野・冨士見パノラマ)

末政実緒 | 世界一を目指して

バイクトライアルの世界選手権で優勝。その後マウンテンバイクのダウンヒルにチャレンジ。国内、アジアのタイトルの他、2001年にはジュニア世界選手権で優勝、脚光をあびて以来UCIワールドカップにもフル転戦。トップライダーとして常に注目されています。
このコーナーでは末政選手のレポートでダウンヒル・レースシーンを追いかけます。

第1回ユースオリンピック競技大会

ユースオリンピック(Youth Olympic Games)は、2007 年に国際オリンピック委員会が提案した、青少年向けのオリンピックで4年ごとの開催となっていますが、この第1回大会が、シンガポールで開催されます。5月末にはプレ大会が開催されました。
自転車では、チームで競う形で、男子がロードタイムトライアル、マウンテンバイク、BMXに各1名、ロードレースを全員が走ります。女子は1名で3種目を走ります。競技は8月17日(火)マウンテンバイク・クロスカントリー、18日(水)ロード・タイムトライアル男子、19日(木)BMX男子・女子、22日(日)ロード・タイムトライアル女子/ロードレース男子の日程です。

ユースオリンピック競技大会は、205の国と地域の参加が予定され、26競技が実施されほか、競技以外に文化教育プログラムも盛り込まれています選手については下記の通り公示されています。



第1回ユースオリンピック競技大会(2010/シンガポール)自転車競技日本代表選手団について

大会名  第1回ユースオリンピック競技大会(2010/シンガポール)
開催場所 シンガポール Tampines Bike Park
開催期間 2010年8月14日(土)〜26日(木)
選手(男子3名・女子1名の計4名で1チーム)
男子
長瀬幸治(埼玉・栄北高校)
長迫吉拓(岡山・Un Authorized)
山本 兆(北海道・ダンガリー)
女子
岩出愛未(愛知・県立瀬戸北高校)


●関連サイト
大会公式サイト:http://www.singapore2010.sg/

(財)日本オリンピック委員会(JOC):http://www.joc.or.jp/

国際自転車競技連合サイト(UCI Youth Olympic Games ページ)

http://www.uci.ch/templates/UCI/UCI5/layout.asp?MenuId=MTU3NDg&LangId=1


(財)日本自転車競技連盟:http://www.jcf.or.jp

山本幸平|今週もレースを走ってきました!

ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。



全日本-UCIワールドカップ XCO#4

レース&イベントインフォメーション

レースインフォメーション(20100701追加情報)

2010UCI 世界マウンテンバイク選手権大会 日本代表団派遣について

8月31日から9月5日にカナダのモンサンタンで開催される世界選手権大会については、7月17-19日に行われる第23回全日本マウンテンバイク選手権大会が最終の選考参考大会となります。

例年、強化指定選手を中心に、参加希望がある選手から「希望票」を事前に提出頂いて、その中から派遣候補選手選考を行っています。マウンテンバイク小委員会はこれをJCF強化委員会に上申いたします。

今年の希望票提出については7月19日(月)午前12時までとなっておりますので、参加希望がある選手は提出ください。また、選考された選手については、航空券等予約の都合上そのまま手続きに入りますので、ご準備ください。

希望票提出先:
日本マウンテンバイク協会 FAX 03-5363-3201
または全日本選手権大会会場・派遣セクレタリーコミッセールあて

希望票提出期限:
7月19日(月)午前12時

大会開催日:
8月31日-5日

渡航日程予定:
8月29日(日)-9月7日(火) 成田国際空港発着

会場:
カナダ・モンサンタン

注意:
*パスポートについては 2010/9/7まで有効であること(期限切れの場合は早めに手続きください)
*参加自己負担金予定:約10万~15円程度(選手向け概算。国内旅行等別途。強化指定により金額が異なります。各補助については調整中)

希望票(wordファイル)

世界選手権大会サイト

世界選手権大会スケジュール

世界選手権大会参加割り当て表

2010wcs

末政実緒 | 世界一を目指して

バイクトライアルの世界選手権で優勝。その後マウンテンバイクのダウンヒルにチャレンジ。国内、アジアのタイトルの他、2001年にはジュニア世界選手権で優勝、脚光をあびて以来UCIワールドカップにもフル転戦。トップライダーとして常に注目されています。
このコーナーでは末政選手のレポートでダウンヒル・レースシーンを追いかけます。

警視庁の自転車安全利用五則です。 ルールを守って正しく乗りましょう!! bicycle_B3jpg用