ジュニア時代から頭角を現し、全日本選手権U23、3連覇などを経て、2008年には北京オリンピック日本代表となった、山本幸平(やまもと こうへい)選手は、2012年ロンドン・オリンピックに向けて活動中。今年もフランスを中心に、各地大会に参戦しています。
このコーナーでは山本選手のレポートを中心に、レースシーンを追いかけます。
2010 UCI ワールドカップ クロスカントリー第4戦 スイス・シャンペリー 20100724-25
全日本選手権大会(2010年7月19日/長野県冨士見パノラマリゾート)を連覇で飾り、さっそくスイス・シャンペリーに移動してレース参戦した山本選手のレポートをどうぞ。
今回は全日本選手権大会が終わって、慌しくスイスへ飛んで来ました。時差の関係もあるので、無理をしないでレース日までを過ごしました。日本の暑さは何だったのか?!会場は15度前後だろう。朝は白い息まで出る寒さ。でも、これが僕に味方したと思う。グッスリと眠れて疲労回復して行った。
レースは、スタートループ+6周。前日では7周だったが、こちらのレースは、スタート前に気候状況やコース状態を見て周回数が変更するのはよくある事だし、レース前は、コースチェックも含めてコースを走る事は当たり前なのだ。
スタートは上手く行き前方で走っていたが、前に詰まりすぎて転倒しかけて減速。そこからは仕切り直し進む。
気持ちを入れる事が出来ていたので、上手く進む。
この場で戦えている事が嬉しいしワクワク刺激があり生きているって思える。苦しいがやり甲斐がある!!
コースは根っこだらけのドロドロ区間が多くて、転倒者が脱落して行く展開があった。僕は大きな転倒は無く進む。気を緩める事は許されないのがワールドカップなのだ。常に自分自身をプッシュして行き進み、順位も自然と上がって行った。ラスト2周へ
まだまだ力が余っている。出し切っていないのが分かる。追い込んで行く。最後まで気持ち良く走る事が出来たのが嬉しい。
そして、来週のイタリア・ワールドカップへ繋がる走りが出来たと思う。今週、もっと気持ちを整えてパワーを貯める事。
今後に繋がる様に成長して行く為にもイタリアのワールドカップは大事に走ります!!
Kohei
2010 UCI Mountain Bike World Cup Champerey(SUI) 20100725
クロスカントリー(男子エリート)
Pos | UCI | Nom Prénom | Nat | Team | Time |
1 | SUI19820218 | VOGEL Florian | SUI | SSR | |
2 | CZE19850108 | KULHAVY Jaroslav | CZE | RBS | +00:11 |
3 | SUI19860513 | SCHURTER Nino | SUI | SSR | +00:35 |
44 | JPN19850820 | YAMAMOTO Kohei | JPN | +11:13 |
バイク:ANCHOR XHM9 RS
フォーク:ROCKSHOX SID World Cup
ハンドル:Ritchey Super logic Carbon Low Rizer
ステム:OnebyESU ジェントル ステム 120mm
シートポスト:OnebyESU ムンク シートポスト ブラック
ホイル:Shimano WH-M975
シューズ:Shimano SH-M310SE
ペダル:Shimano PD-M970
サングラス:Adidas Adivista
ヘルメット: OGK MOSTRO VIGOR
サプリメント:レース前 BCAAタブ10粒 Feタブ 2粒 Caタブ 2粒 SAVASウォーター, レース時 SAVASウォーター,レース後 SAVASアクアホエイプロテイン(アセロラ味)
●ワールドカップ/シャンペリー大会WEBサイト
●山本幸平
チームブリヂストン・アンカー 北海道出身 1985生まれ 2008全日本チャンピオン(男子エリート・クロスカントリー)