2011年世界選手権通信です。
夜中に小雨が降ったもののコースは乾きつつあり天候も晴れで日向では暑いくらい。
男子クロスカントリーU23に日本から野田 拓司が参加。
初めての世界選手権で緊張をしていたものの、先輩ライダーからの的確なアドバイスで無事にスタートラインに立った。
スタートループ+6周のレースは序盤からスイスが先頭でハイペースを刻んで行った。
野田は出遅れる形となってしまい2周目には先頭と10分もの差になってしまったが、大きくペースを落とす事無く走り続けた。
しかし、先頭の驚異的なハイペースによって80%タイムカットとなり-3LAPの75位の結果となった。
ジュニアと同じくスタート後のスピードが課題だ。
■野田のコメント
「スタートの出遅れを挽回しようと焦って落車、また挽回しようと焦って落車を繰り返してしまった。
回りのスピードが速くても心身ともに対応できるようトレーニングを積んで来年も挑戦したい。」
クロスカントリー男子U23 リザルト
また、ダウンヒルのタイムドセッションも行われた。
男子の清水 一輝は機材トラブルを乗り越えての出走だったが、ゴール後は酸欠になるほどに追い込んで走り74位。
女子の末政 実緒は世界レベルの走りを披露し6位。
本人はまだ余裕があるようで、「日曜の決勝は全力で行く」と、頼もしい言葉。
ダウンヒル男子エリート タイムドセッション リザルト
ダウンヒル女子 タイムドセッション リザルト
MTBナショナルチーム監督 小笠原崇裕